2019年7月19日、新浪軍事は、これまで米國(guó)からの制裁や圧力に耐え続けてきた中國(guó)が、國(guó)力の強(qiáng)化とともに、冷靜さを保ちながらも強(qiáng)力な対抗措置をしたたかに打ち出し始めているとする記事を掲載した。

記事は「米中両國(guó)の経済摩擦が起きて以降、米國(guó)は関稅、ハイテク、南シナ海、香港、臺(tái)灣といったカードを使って中國(guó)に圧力をかけている。中國(guó)はこれらの圧力に耐えてきたが、耐えているだけでは永遠(yuǎn)にいじめられるだけだ。そこで中國(guó)も冷靜に対応し始め、5つの対抗措置を打ち出した」とし、5つの措置を紹介している。

1つ目は「米國(guó)に対し、これまで付加してきた高額の関稅をすべて撤廃するよう要求すること」とした。2つ目は、南沙諸島の重要エリアでの軍事演習(xí)を挙げ、演習(xí)時(shí)に當(dāng)該海域にDF-21D対艦弾道ミサイル1発を発射して、米國(guó)による「南シナ海カード」の発動(dòng)を阻止する決心を示したと伝えている。

3つ目は、米國(guó)による臺(tái)灣への22億ドル（約2370億円）相當(dāng)の武器売卻計(jì)畫発覚後、速やかにこれらの武器に関連する米國(guó)企業(yè)に制裁を與えたこと。「かつては米國(guó)が中國(guó)に制裁を加える聲しか聞かれなかったが、今や中國(guó)も米國(guó)に制裁を試みるのだ」とし、臺(tái)灣に武器を販売する米國(guó)企業(yè)の中國(guó)本土での経営に規(guī)制を加え、「彼らに痛みを感じさせる必要があるのだ」と論じた。

4つ目は、中國(guó)南東部の沿岸で5大軍種全てが參加する合同軍事演習(xí)の実施を公に宣言したことを挙げた。全軍種が一堂に會(huì)して演習(xí)を?qū)g施するのは珍しいことであり、演習(xí)は臺(tái)灣問(wèn)題に対し「非常事態(tài)のもとで中國(guó)が決心と実力を誇示するシグナル」となるとした。

そして5つ目は、中國(guó)が3カ月連続で米國(guó)債の保有高を減らしたことだ。米財(cái)務(wù)省のデータで、中國(guó)は今年3月から3カ月連続で米國(guó)債の保有高を減らし、特に5月には前月比で28億ドル（約3020億円）少ない1兆1100ドル（約120兆円）にまで減らしたことが明らかになったと紹介。なおも米國(guó)にとって最大の債権國(guó)であるものの、2位の日本との差は明らかに少なくなっているとした。記事は、米國(guó)債を減らし続けた目的について「外部、特に米國(guó)に対して、手中の米國(guó)債を武器として有効利用し、重要な時(shí)期には大きな効果を持つことを知らしめるもの」と分析している。

記事は、これらの5つの措置について「見(jiàn)たところ恐れるに足りないようだが、実際はどれも命取りになるものだ。その効果がどれほどかは、あと1カ月もすれば出てくるだろう。その時(shí)が楽しみだ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）