中國人観光客がポーランドに行かないのはなぜ?―中國メディア

Record China    2019年7月27日(土) 9時20分

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22日、環(huán)球網(wǎng)はポーランドへ行く中國人観光客が少ない理由について説明する記事を掲載した。寫真はポーランドのグダニスク。

2019年7月22日、環(huán)球網(wǎng)はポーランドへ行く中國人観光客が少ない理由について説明する記事を掲載した。

記事は、「ポーランドの公式データによると、昨年は13萬人以上の中國人がポーランドを訪れ、過去最高となった」と紹介。しかし、近隣のハンガリーに25萬人以上、チェコには65萬人の中國人が訪れていることと比べると、かなり少ないと指摘した。

記事によると、ポーランドにはショパンゆかりの地であり文化科學宮殿があるワルシャワや、琥珀の都でドイツ建築の特色を備えたグダニスクなど、魅力的な観光地があり物価も比較的安いが、それでも中國人観光客は多くないという。

その理由について記事は、「宣伝力が足りていない」との聲があることを紹介。中國の旅行市場におけるポーランドの広告は「靜まりきっている」のだという。実際、中國語の話せる店員や公共の場所での中國語案內(nèi)はほとんどないと記事は指摘した。

また、中國人に対して積極的にあいさつをしたり、微笑んだりするような人はあまりおらず、「ポーランド人は中國人が嫌いというわけではないが、理解が少ないため堅苦しい態(tài)度になる」というグダニスクの旅行業(yè)者の聲を紹介。同氏によると、現(xiàn)地の書店に中國文化を紹介する本はあまり置かれていないそうだ。

記事は、レストランでも笑顔を見せることなく「厳粛な表情で注文を確認する」のが、ポーランドの風格なのだとも説明した。

ポーランドと中國は、政府間では信頼関係が築かれ協(xié)力が拡大しているものの、中國人投資者は二の足を踏んでいる狀況で、貿(mào)易に従事するワルシャワの男性は「投資者が來なければ、中國人観光客の人數(shù)も上昇しないだろう」と話し、「ポーランド政府が保守的な政策を維持する限り、短期間で中國との往來が飛躍的に増えることは難しいだろう」との考えを示したという。(翻訳?編集/山中)

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