韓國の電力不足、背景には何が―中國メディア

Record China    2013年6月11日(火) 17時(shí)13分

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9日、韓國では23基中10基の原子爐が停止しており、発電能力が大幅に落ち込んでいる。資料寫真。

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2013年6月9日、中國経済網(wǎng)によると、韓國電力取引所(KPX)が7日、今年に入って5回目となる電力供給警報(bào)を発令した。発令された警報(bào)は「準(zhǔn)備」(予備電力400萬キロワット以上500萬キロワット未満)レベルで、第1段階の警報(bào)にあたる。

その他の寫真

夏の電力使用ピークを前にして警報(bào)が頻繁に発令されているのは尋常ではない。警報(bào)が気溫の上昇による電力消費(fèi)の増加と関連してはいるものの、より重大な原因は韓國の電力供給システムに問題が生じているためだという。韓國の原子爐23基中10基が停止しており、韓國の発電能力は例年と比べて大幅に落ち込んでいる。

統(tǒng)計(jì)では、2013年1?4月の原子爐23基の発電量は4785萬8000メガワットで、発電利用率は79.16%でしかなく、過去20年間の平均水準(zhǔn)を大きく下回った。政府は電力消費(fèi)の多い企業(yè)に対し15%の電力消費(fèi)削減を求め、國民にも節(jié)電を呼びかけている。

韓國の原子爐がこれほど停止するに至った直接的な原因は、基準(zhǔn)を満たしていない部品の存在だという。品質(zhì)の劣る一部の部品が汚職を背景に調(diào)達(dá)されたことで原子爐の稼働にトラブルが頻発し、安全性から政府が稼働を停止させ點(diǎn)検を行ったところ、成績証明を偽造したケーブルが使用されていることが発覚した。そのため、現(xiàn)在23基中10基の原子爐が稼働を停止し、韓國の電力供給に深刻な影響が出ている。(翻訳?編集/岡田)

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