2013年6月11日、月刊文蕓春秋7月號(hào)は春名幹男?早稲田大大學(xué)院客員教授（元共同通信社ワシントン支局長(zhǎng)）による「尖閣領(lǐng)有アメリカは日本を裏切った」と題するスクープ論文を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

同論文は「米國(guó)は尖閣諸島に対する日本の施政権下にあることを認(rèn)める一方で、同時(shí)に尖閣諸島をめぐって領(lǐng)有権爭(zhēng)いが存在することも認(rèn)め『當(dāng)事者間で解決すべき問(wèn)題』との立場(chǎng)をとっている」と指摘、「中國(guó)は、米國(guó)が領(lǐng)有権爭(zhēng)いの存在を認(rèn)定しているからこそ挑発を続け尖閣諸島を奪い取ろうとしている」と記している。

春名教授は、過(guò)去5年間にわたり米國(guó)立公文書(shū)館などで機(jī)密解除された米外交文書(shū)など大量の文書(shū)やホワイトハウス極秘テープを読み解いた結(jié)果、これまで知られていなかった真相を突き止めたとしている。

同論文によると、1971年の沖縄の日本への返還協(xié)定調(diào)印の裏で、米ニクソン大統(tǒng)領(lǐng)や國(guó)務(wù)省首脳が「沖縄返還の際、尖閣諸島を返還せず、そのままアメリカの施政権下に置くなら繊維交渉で妥協(xié)してもよい」との中華民國(guó)（臺(tái)灣）の極秘提案を受け入れていた事実が分かったという。この受け入れにより同大統(tǒng)領(lǐng)が切望していた、臺(tái)灣からの繊維製品対米輸出自主規(guī)制が決まったとしている。

沖縄返還協(xié)定が調(diào)印された1971年6月7日、米國(guó)務(wù)省の定例記者會(huì)見(jiàn)で國(guó)務(wù)省スポークスマンは「米國(guó)政府は尖閣諸島の主権に関して、中華民國(guó)と日本の間に爭(zhēng)いがあることを承知している。米國(guó)は同諸島の日本への施政権返還が中華民國(guó)の（領(lǐng)土）主張を侵害するものではない」との発表文を読み上げたという。

同論文は「アメリカは尖閣諸島の主権返還において『當(dāng)事國(guó)』であったはずだ。それが、日本側(cè)に十分な協(xié)議も説明もなく、臺(tái)灣との妥協(xié)を強(qiáng)引に進(jìn)めた」とし、「その“無(wú)責(zé)任”な対応が今深刻なツケとして、東アジアに暗い影を落としている」と結(jié)んでいる。（取材?編集/SK）