2020年4月10日、韓國?朝鮮日報は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)の妻の金正淑（キム?ジョンスク）夫人が、國家公務(wù)員である大統(tǒng)領(lǐng)府の女性警護官から個人的に水泳講習(xí)を受けていたと報じた。

記事によると、警護官（27）は2018年の初めから1年以上にわたり週に1～2回、大統(tǒng)領(lǐng)府內(nèi)のプールで金夫人に水泳を教えていたという。大統(tǒng)領(lǐng)府內(nèi)には大統(tǒng)領(lǐng)と家族のための體育施設(shè)があり、プールはその一部という。

この警護官は韓國體育大學(xué)を卒業(yè)後、2016年末に大統(tǒng)領(lǐng)府の警護処に配屬された。8カ月間の警護教育課程を終えた後、大統(tǒng)領(lǐng)が出席する行事の事前準(zhǔn)備?點検を行う「選抜部」に配屬。その2～3カ月後には金夫人の身辺警護をする「家族部」に移ったという。家族部は通常ベテラン警護官が就くポストのため、異例の人事だとして話題になった。警護処の関係者は「水泳講習(xí)が目的で移されたのではないかとうわさになった」と話したという。

この警護官はチュ?ヨンフン大統(tǒng)領(lǐng)警護処長の許可の下、金夫人の水泳を指導(dǎo)する役割を擔(dān)っていたとみられている。警護処の関係者は「大統(tǒng)領(lǐng)夫人の関連事項が、チュ処長の許可なく進められることはない」と話しているという。警護官は今年初め、再び「選抜部」に異動した。

記事は、法律に基づいて任用され、國から給料を受け取っている國家公務(wù)員に、職務(wù)ではない個人の水泳講習(xí)を擔(dān)わせていたことは違法行為に當(dāng)たる可能性があると指摘。弁護士の話として「國家警護公務(wù)員としての業(yè)務(wù)に該當(dāng)しない水泳講習(xí)の指導(dǎo)などを上司が指示していた場合、職権亂用になり得る」と伝えている。警護処は「內(nèi)容を確認(rèn)している」としているという。

これに、韓國のネットユーザーからは、「個人の水泳講習(xí)を受けさせるために稅金で警護官を置いているのではない」「國民の稅金で豪華な生活をしている」「大統(tǒng)領(lǐng)夫人は王妃の気分でいるようだ」「金夫人は警護官と國民に謝罪すべき」「大統(tǒng)領(lǐng)夫人らしい行動を」「水泳は警護？調(diào)査が必要だ」「文政権の腐敗が明らかになった」などと批判の聲が多く上がっている。

また、「水泳を習(xí)ってもいい。しかし、警護官ではなく専門の講師に習(xí)うべき」という聲や、「韓國はいつから警護官が水泳講師まで務(wù)めるようになったのか」と皮肉交じりのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）