日本のノリ生産減少で中國にチャンスか―中國メディア

Record China    2019年7月29日(月) 6時30分

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25日、中國商網(wǎng)は、日本ではノリが不作で生産量が減少しているため、中國にチャンスが訪れたとする記事を掲載した。寫真はノリ。

2019年7月25日、中國商網(wǎng)は、日本ではノリが不作で生産量が減少しているため、中國にチャンスが訪れたとする記事を掲載した。

記事は、「日本はノリの消費(fèi)大國で、ノリは日本の庶民の食卓に欠かせない食材の1つ」と紹介。しかし、近年の海水溫度の上昇で海藻類の成長が遅くなっているため、日本のノリ生産量は10年連続で減少したと指摘した。そして、現(xiàn)在のところ前年同期比で生産量は15%減少しており、今年の総生産量は62億枚を下回って半世紀(jì)ぶりの「最悪のノリ不作」になると伝えた。

その上で、東京のおにぎり専門店について記事は紹介。この店では毎月平均6000個のおにぎりを作っており、使用するノリは約2000枚になるという。店長によると、昨年からノリの価格が1枚18円から22円に上がっており、おにぎり製造コストは10%以上上昇。コスト上昇に対処するため、店內(nèi)では先月からノリを使用しない新たなおにぎりを5種類リリースし、ノリの使用比率を減少するようにしているという。

海苔増殖振興會は、「家庭消費(fèi)とすし屋、コンビニで販売されているおにぎりに使われているノリの消費(fèi)動向からすると、年間消費(fèi)量は85億枚と見られる」としている。記事はこれを紹介し、「今年の不足量は需要量の3割近くになる見込み」と分析。「長期にわたって日本は自國の農(nóng)産品保護(hù)のため、ノリの輸入には厳格な割當(dāng)數(shù)の制限を設(shè)けてきたが、ノリ不況が深刻になるにつれて制限が緩和されるようになり、韓國や中國などからの輸入が増えている」と伝えた。(翻訳?編集/山中)

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