2013年6月11日、経済信息聯(lián)播によると、貴州省の「草?！工现袊?guó)の3大高原湖に數(shù)えられるが、近年汚染が深刻となっており、貴州省や雲(yún)南省の高原に住む住民の間に健康被害への懸念が生じている。

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貴州省威寧イ族回族ミャオ族自治県の草海は國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)に指定されており、海抜2170メートル、水域面積は25平方キロメートルに及ぶ。上流の水質(zhì)はすでに最も深刻な「劣5類」に分類され、汚染が最もひどい場(chǎng)所はさらに悪い「劣6類」とされるほどで、汚染される前には現(xiàn)地の農(nóng)民は草海の水をそのまま炊事や洗濯に使っていたが、現(xiàn)在は觸れると皮膚が腫れ、かゆくなることもあるため、地下から水をくみ上げなければ生活できない狀態(tài)になっているという。

自治県政府が置かれている都市部は常住人口が10萬(wàn)人を超えており、その生活排水が草海にそのまま垂れ流しとなっている。また、草海を観光に訪れる人も年々増加しているが、十分な管理がされておらず、ゴミが散亂している狀態(tài)になっていることが汚染の原因となっている。牛や羊の糞便も草海に流されているほか、現(xiàn)地に住む農(nóng)民のトイレも濕原に設(shè)けられていることから周辺には悪臭が漂っている。

汚染を解消し、十分な管理と取り締まりを行うには莫大な額の費(fèi)用が必要だが、貴州草海管理局の責(zé)任者は「威寧イ族回族ミャオ族自治県は國(guó)家級(jí)貧困県でもあり、巨額の資金など到底用意できない」と話している。（翻訳?編集/岡田）