英國ボリス?ジョンソン新首相、「親中」は気まぐれ?―獨メディア

Record China    2019年7月30日(火) 8時50分

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ドイチェ?ヴェレ(DW)中國語サイトは25日、英國のボリス?ジョンソン新首相の対中観について伝えた。イギリスの首相官邸。

ドイツの國際放送事業(yè)體ドイチェ?ヴェレ(DW)中國語サイトは25日、前日に正式に就任した英國のボリス?ジョンソン新首相が、就任に先立って鳳凰衛(wèi)視(フェニックステレビ)のインタビューに応え、中國の「一帯一路」に対する熱い思いや習近平(シー?ジンピン)國家主席が行おうとする事業(yè)に大変興味を持っていると語ったことを伝えた。

記事は「彼(ジョンソン新首相)は、英國は西側(cè)で最初にアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加入した國であり、『私は中國を非常に支持している』『英國はヨーロッパで最も開かれた國で、特に中國からの投資に対して最も開かれた國であることを忘れてはならない』とも強調(diào)している。彼は中國が參畫して建設した英國のヒンクリー?ポイント原子力発電所を例に挙げ、『英國は中國資本を心から歓迎する』と語った」と紹介した。

記事によると、ジョンソン新首相はインタビューで、自身の娘が少し前まで中國で中國語を?qū)Wんでいたことを挙げ、「これは若い人たちが中國語を?qū)Wぶことが『非常に重要』であることを示している」との考えを示した。同時に、15萬人以上の中國人留學生が英國で學んでいることは英國にとって非常に有益であり、英國の社會に巨大な貢獻をしてくれるだろうとの考えも語ったという。

記事は一方で「フェニックステレビが放送した內(nèi)容では、物議を醸しているファーウェイ(華為技術(shù))問題には特に言及していない」と指摘。「この中國の通信機器大手が英國の5Gネットワーク構(gòu)築にいったいどの程度関わることになるのかは依然としてそれほど明らかではない。今週月曜日、英國政府はそれについての決定を再度先送りしている。同時に、ボーダフォンやBTなどはすでにネットワークのセキュリティー関連以外の部分についてファーウェイの5G設備を?qū)毪肥激幛皮い搿工仁訾佟ⅴ弗绁螗渐笮率紫啶澜绀谓裹cになっているファーウェイ問題に一切言及していない點を指摘している。

記事ではさらに、ジョンソン新首相のインタビューでの発言を受けた中國外交部の華春瑩(ホア?チュンイン)報道官が木曜日の會見で「中國は中英関係の発展を重視し、英國と共に努力し、相互尊重に基づいたウィンウィンの精神で協(xié)力し、両國の政治上の信頼を深め、『一帯一路』における?yún)f(xié)力を含む各分野の実務協(xié)力と人文交流を拡大し、二國間関係の協(xié)力面、積極面を拡大し、中英関係が引き続き安定し健全に発展することを推進し、多國間主義と自由貿(mào)易を共に擁護し、世界的な課題に対応していく」と反応したことを伝えている。

その上で「ジョンソン新首相は『ハードブレグジット派』の代表的人物で、今年10月31日より前のEU脫退を主張して、必要ならば『合意なき離脫』も辭さないと主張している。各界はそれが英國、歐州ないし世界経済に重大な衝撃を生むことを懸念している。あるアナリストは重圧の下にある英國は、そうなれば中國に目を向け、『一帯一路』などの枠組みの下での拡大協(xié)力を探る可能性があると分析している。だが、米國の重要な盟友として、英國が仮に北京に目を向けることになれば、大西洋を挾んだ両國の関係に影響を與える可能性がある」とした。

さらに、「ジョンソン新首相本人の中國に対する立場もこれまで何度も変化している。2005年、當時まだ正式に政界に足を踏み入れていなかったジョンソン新首相は『デイリー?テレグラフ』に評論を載せ、『われわれの子どもたちは中國語を?qū)Wぶ必要はない。中國が世界を支配することはないだろう』としていたが、その後、『自分の判斷にミスがあったため、自分と自分の子どもは今、中國語を勉強している』と言い直している。7月初め、ジョンソン新首相はファーウェイをめぐる議論の中で、中國企業(yè)は依然として、他の國々の企業(yè)と同様に英國から歓迎されていると強調(diào)したが、同時に英國は自國のセキュリティーインフラに脅威となるいかなる行為も行わないだろうと述べている」として、これまでの発言のブレを指摘している。

記事は最後に「総じて、首相就任以前においては、近年ジョンソン新首相が中國問題について聲を発したことは極めて少ない。それは目下議題の焦點となっている香港についても同様で、彼は未だ自身の態(tài)度を表明していない」として、ジョンソン新首相の発言の真意に疑問符を付けている。(翻訳?編集/坂下晃)

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