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14日、國連がこのほど発表した報告書によると、世界各地で廃棄されたE-Waste(電気?電子機器廃棄物)の約7割が、最終的に中國に持ち込まれ、中國は今や世界最大の電子廃棄物の「ゴミ捨て場」となっている。資料寫真。
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2013年6月14日、不用になって捨てられたコンピュータや攜帯電話は、最終的にどこに行き著くのだろうか?國連がこのほど発表した報告書によると、世界各地で廃棄されたE-Waste(電気?電子機器廃棄物)の約7割が、最終的に中國に持ち込まれ、中國は今や世界最大の電子廃棄物の「ゴミ捨て場」となっている。中國経済周刊が伝えた。
【その他の寫真】
E-Wasteとは、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、コンピュータ、攜帯電話など電子製品?部品の廃棄物のことを指す。これらの製品の多くは中國産で、世界各國でそれぞれの役目を果たし、お役御免となった後、「落葉帰根(葉落ちて根に帰る)」の諺通り、最後には再び中國に戻ってくる。國連の関連規(guī)定では、米國など先進諸國が中國やベトナムなどの発展途上國にE-Wasteを持ち込むことを禁じている。このため、膨大な數(shù)のE-Wasteが、違法ルートを通じて中國に入ることになり、無認可の小さなヤミ工場で分類?処理され、最終的には富士康(フォクスコン)などの大企業(yè)に販売されている。
ヤミ工場での回収?処理プロセスは、驚くべきものだ。國連報告「中國の電子ゴミ」によると、多くの電気?電子機器廃棄物の処理方法は、燃やすか強酸性液に浸すという非常に粗雑なもので、現(xiàn)場の労働者や環(huán)境はいずれも、深刻な重金屬汚染にさらされ、プラスチック燃焼後の有害な粉末が、大気?土壌?川などに拡散している。
中國政府関係部門は、E-Wasteが中國に流入することを阻止するために力を盡くし、それなりの効果を上げている。しかし、E-Waste問題は依然、中國の経済?社會発展の前に立ちはだかる大きな課題となっている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)
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