Record China 2013年6月15日(土) 20時(shí)55分
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14日、利用者4億人の中國版LINE「微信」は海外戦略で成功できるだろうか?
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2013年6月14日、中國のネット大手?騰訊(テンセント)のポニー?マー(馬化騰)最高経営責(zé)任者(CEO)はこのほど、「テンセントは今は中國で多くの利用者と高い知名度を獲得しているが、海外ではほとんどの人に知られていない」と率直に述べた。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
【その他の寫真】
テンセントが提供する無料メッセンジャーアプリ「微信」は中國での利用者4億人を抱えるようになると、國際化戦略を鳴り物入りで打ち出したにもかかわらず、海外での利用者は5000萬人にとどまり、戦略は思うように進(jìn)展していない。
日本を例に取ると、微信の海外版「WeChat」の利用者のほとんどが中國人だ。ある報(bào)道によれば、日本で働く中國人を?qū)澫螭苏{(diào)査したところ、WeChatは日本に適応していないという結(jié)論になった。たとえば、日本人は「検索」を通じてやってきた「友達(dá)」を非常に警戒するため、中國國內(nèi)の微信にある「周囲にいる利用者を表示する機(jī)能」に似た「Look around機(jī)能」は評(píng)判が悪い。日本人にはインスタントメッセンジャー「QQ」を利用した経験がなく、QQから移植された絵文字に奇妙なものを感じる。また、WeChatにはゲーム機(jī)能がなく、ゲーム産業(yè)が盛んな日本では隅に追いやられることになるという。
韓國にはKakao Talkがあり、日本にはLINEがあり、微信は東南アジア市場(chǎng)に力を注ぐが、ライバルは手強(qiáng)い。微信國際化のカギは歐米市場(chǎng)に進(jìn)出できるかどうか、特に米國市場(chǎng)に進(jìn)出できるかどうかだ。だが米國で一定のシェアを確保するのはより難しいようだ。
米國は世界のインターネット科學(xué)技術(shù)イノベーション発祥の地であり、WhatApp、Facebook Messengerといった十分に成熟した商品がある。とりわけ利用者が10億人を超えたFacebookを前にして、微信はその先進(jìn)的な商品をどのように認(rèn)知してもらえばいいだろうか。商品の機(jī)能面での新鮮な魅力をどうやって米國市場(chǎng)に伝えたらいいだろうか。微信は中國ではQQの膨大な利用者という後ろ盾があるが、米國にはもちろん後ろ盾はなく、「入口」をどうするかが喫緊の課題になっている。
それだけではない。中國のネット大手で米國市場(chǎng)への進(jìn)出に成功した例はほとんどない。言語の問題からデータの安全性への配慮など、一連の課題が橫たわっているからだ。昨年、オバマ政権が発表したプライバシーの権利をめぐる法案では、インターネット企業(yè)およびモバイルインターネット企業(yè)への制約が一層厳しくなり、利用者の個(gè)人情報(bào)をより慎重に取り扱うことが義務(wù)づけられている。ここからわかることは、微信が米國の利用者の信頼を勝ち取るのはたやすいことではないということだ。
インターネットの隆盛により地球が一つの村のようになる時(shí)代がやってきた。コミュニケーションにおいて地理的な場(chǎng)所が障害になることはなくなったが、なお隔たりはある。文化的な相違、利用者のコミュニケーションや交流をめぐる習(xí)慣の違い、データの安全性といった一連の問題を含む隔たりだ。グーグルはアジアで破れた。日本ではヤフーに及ばず、韓國ではNaverに負(fù)けた。Facebookは世界を席巻したが、ブラジルではグーグル傘下から切り離されそうになるOrkutに慘敗を喫した。中國企業(yè)「盛大」は米ナスダック市場(chǎng)で上場(chǎng)を果たしてから8年で、最終的にひっそりと退場(chǎng)することを選んだ。こうした事例はいずれも、拡張型のネット企業(yè)がグローバルな視點(diǎn)に立った戦略で苦境に陥った例だ。
中國では阿里巴巴(アリババ)が國際貿(mào)易の市場(chǎng)環(huán)境をよりどころとして海外進(jìn)出を果たしている以外に、商品を海外市場(chǎng)に持ち出す力のある企業(yè)の2番手は百度、3番手は微信だ。殘念なことに、中國ネット企業(yè)が自國での成功例を國際市場(chǎng)に移植できたモデルはまだ存在しない。微信は「石を叩いて川を渡る」しかない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/TF)
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