「建國70周年」を前にピリピリムードか?注目の國産映畫4本、いきなり上映中止で話題

Record China    2019年7月30日(火) 11時(shí)0分

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29日、中國でこの夏話題の國産映畫が相次いで上映中止になったのは、中國共産黨政権による建國70周年を控え、わずかなトラブルの種も排除するよう、當(dāng)局が神経をとがらせているせいではないかと米CNNが伝えている。

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2019年7月29日、中國でこの夏話題の國産映畫が相次いで上映中止になったのは、中國共産黨政権による建國70周年を控え、わずかなトラブルの種も排除するよう、當(dāng)局が神経をとがらせているせいではないかと米CNNが伝えている。

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中國では先月から今月にかけて、今年の上海國際映畫祭で急に上映中止となったグアン?フー(管虎)監(jiān)督の抗日映畫「八佰」をはじめ、戦爭映畫「刀背藏身」、若手人気スターの競演が注目される「少年的[イ尓]」、韓國映畫のリメーク作「小小的願(yuàn)望」の4本が相次いで上映中止に。中には封切り3日前に中止が発表されたものもあり、いずれもこの夏の話題作だったものの、最も集客が見込める夏休みシーズンを逃すことになった。その後の上映計(jì)畫も発表されていない。

中國の映畫やテレビ番組についてはここ數(shù)年、検閲が厳格化され、同性愛や女性の胸の谷間、ヒップホップやタトゥーなどがあれば放映禁止になる例が相次いでいる。だが、このほど上映中止となった4作品については、特に問題と思われるような描寫はなく、SNS上には驚きと不満の聲が多數(shù)投稿されている。

この問題について、米CNNの取材に匿名で応じた外國映畫製作會(huì)社の幹部は、今年10月1日に迎える建國70周年を前に、當(dāng)局が特に神経をとがらせているのではないかとコメント。映畫「八佰」は、中國軍と日本軍の軍事衝突である1937年の第2次上海事変で、最後の戦闘となった「四行倉庫の戦い」を描くもの。この時(shí)に日本軍と戦い、“抗日の勇士”となったのは國民黨の兵士だが、中國共産黨にとっては國共內(nèi)戦の敵となったのがその國民黨の兵士だった。

中國では近年、國産映畫が盛況ぶりを見せており、その映畫市場規(guī)模は米國に次いで世界第2位に。來年には年間興行収入が2000億元(約3兆1570億円)を突破し、世界トップに躍り出ると予想されている。それだけに、當(dāng)局の過度な干渉は大きく足を引っ張るものになると危懼する聲も多い。(Mathilda

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