2013年6月15日、家族の名前や住所を世界遺産「武當(dāng)山古建築」の石壁に刻んだ河南省の村人がこれを謝罪した。大河報(bào)が伝えた。

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今月13日、中國(guó)の大手メディアがこぞって「史上最強(qiáng)の落書(shū)き」「伊川一家6人の名前刻まれる」と報(bào)じた湖北省十堰市にある武當(dāng)山の落書(shū)き事件。家族全員と思われる6人の名前と住所が刻まれていたため、ネットユーザーらは「家族全員で恥をさらすとは！」「彼ら全員をもう一度學(xué)校で勉強(qiáng)させろ」と激しく非難した。そこに彫られた住所と名前をもとに、同紙記者が河南省洛陽(yáng)市伊川県白沙鎮(zhèn)葉村を取材。同村の葉（イエ）黨支部書(shū)記によると、名前を刻んだ6人は一家族ではなく、同村に住む4人と旅の途中で知り合った同郷の2人だという。

村人4人のうちの最年長(zhǎng)?張さん（女性）は83歳。生まれてから一度も村を離れたことはなかった。そこで息子の嫁が彼女を旅行に誘い、同じ村の2人と共に武當(dāng)山に行くことに。旅の途中で同郷の2人と知り合い、一緒に武當(dāng)山観光に向かった。問(wèn)題の石壁の前で、誰(shuí)かが「おばあさんは初めての旅行だ。記念に名前を彫ろう」と言い出したという。

報(bào)道で事件を知った葉書(shū)記が張さんたちを訪問(wèn)。彼女たちの落書(shū)きが中國(guó)全土に知れ渡ったことを伝えると、「死ぬほど後悔している。一生に一度の外出をして、これほど大きな恥をさらした。もう二度と旅行などしない」と話したという。張さんたちはすでに謝罪文も書(shū)いている。（翻訳?編集/本郷）