2013年6月15日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、広東省恵州市で當(dāng)局が一人っ子政策関連について脅迫めいた通達(dá)を出していたと報じた。

【その他の寫真】

11日、米NGO?対中援助協(xié)會は、広東省恵州市[シ歴]林鎮(zhèn)政府の脅迫通達(dá)を報じた。計(jì)畫生育政策、いわゆる一人っ子政策に関するもので、アメと鞭を組み合わせた內(nèi)容となっている。

まずアメだが、「子どもを1人産んだ女性が避妊リング裝著手術(shù)を受けた場合には300元（約4570円）を授與。計(jì)畫生育政策の範(fàn)囲內(nèi)で子どもを2人を産んだ女性が卵管結(jié)紮手術(shù)を受けた場合には3000元（約4萬5700円）を授與。計(jì)畫生育政策の範(fàn)囲內(nèi)で子ども2人を産み、いずれも女児だった女性が卵管結(jié)紮手術(shù)を受けた場合には1萬元（約15萬2500円）を授與」という內(nèi)容だ。

そして問題となるのが鞭の內(nèi)容。避妊手術(shù)を受けなかった場合、子どもの學(xué)校入學(xué)や社會保険の加入などに必要な証明書は一切出さないと明言している。自分の子どもに公共サービスを受けさせたいならば、母親は避妊手術(shù)を受ける必要があることになる。

中國ではすでに人口増加のピークが過ぎており、人権的にも問題の多い計(jì)畫生育政策は必要ないとの議論が盛んになっている。一方で計(jì)畫生育関連の政府機(jī)関は農(nóng)村など基層自治體にいたるまで根を広げた巨大官僚機(jī)構(gòu)となっており、必要かどうかという議論とは無関係にノルマ達(dá)成のために動き続けている。（筆者：高口康太）

■中國在住経験を持つ翻訳者?高口康太氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運(yùn)営。ネットの流行から社會事情、事件、スポーツ、蕓能など中國関連のトピックを幅広く紹介している。