中國人の米國旅行離れが加速し、韓國國民の8割以上が年內(nèi)に日本を旅行する考えがないことが分かった。中國當(dāng)局は「米國で銃撃や強(qiáng)盜、竊盜が最近頻発している」と注意を喚起。大韓航空（KAL）は日本路線を大幅に縮小した。いずれにも相手國との関係悪化が影を落としている。

中國メディアの騰訊新聞は先ごろ、中國からの2018年の訪米旅行者數(shù)が03年以降の15年間で初めて前年割れした、と報(bào)じた。記事はAP通信の報(bào)道を引用し、米商務(wù)省の旅行観光業(yè)擔(dān)當(dāng)部局によると、18年に中國から米國を訪れた旅行者數(shù)は前年比5．7％減の290萬人となった、と伝えた。

中國外交部は米國では最近、法執(zhí)行機(jī)関が出入國時(shí)に取り調(diào)べを行うことが増え、米國內(nèi)でも訪問調(diào)査を?qū)g施するなどで渡米した中國人が嫌がらせを受けているとして、中國人と在米中國資本機(jī)構(gòu)に対して安全意識を高めるよう注意を促した。文化観光部も「米國旅行は危険」として、中國人観光客にリスクを十分に検討し、渡航には慎重であるよう求めた。

米國側(cè)には今年は訪米する中國人観光客が330萬人に達(dá)し、23年には410萬人に上るとの予測もあるが、中國國際放送局（CRI）の電子版は「現(xiàn)狀からすれば、この目標(biāo)は実現(xiàn)困難だろう」と指摘。「中國側(cè)によるリスク関連の注意喚起の発表で、米國側(cè)は覚醒して安全環(huán)境を速やかに改善し、渡米する中國人観光客の合法的権益を保障し、両國民の交流のために利便性を提供すべきだ。米國は安全環(huán)境が改善された國になって初めて、さらに多くの中國人観光客を呼び込むことができる」と主張した。

一方、聯(lián)合ニュースによると、韓國の世論調(diào)査會社「リアルメーター」が16日に全國の成人500人を?qū)澫螭衰ⅴ螗暴`トを?qū)g施した結(jié)果、81．1％が「今年は日本を旅行する意向がない」と答えた?！附衲耆毡兢蚵眯肖工胍庀颏ⅳ搿工趣位卮黏?3．4％にとどまった。殘りは「分からない」または「無回答」だった。

日本を旅行しないとの回答は進(jìn)歩（革新）層（92．4％）、中道層（80．3％）、無黨派層（81．8％）で圧倒的に多かったが、保守系政黨の「自由韓國黨」「正しい未來黨」の支持層も約3分の2が日本旅行の意向がないと答えたという。

日韓関係の悪化に伴う訪日客の減少などを踏まえ、KALは20日、日本便を減らすと発表した。9月16日から週14往復(fù)運(yùn)航する釜山―大阪線の運(yùn)休に入るほか、11月1日からは週3往復(fù)運(yùn)航する済州―成田線と週4往復(fù)の済州―大阪線も運(yùn)航を休止する。KALは日本路線の削減で余裕が生じた供給力をフィリピンやベトナム、タイ、インドネシア、中國路線、一部の國內(nèi)線などに振り向ける計(jì)畫だ。（編集/日向）