サッカー中國(guó)代表のFW武磊（ウー?レイ）が中國(guó)國(guó)旗へのサインを斷る一幕があった。中國(guó)メディア?中國(guó)體育の中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントが30日、伝えた。

今年からスペインリーグのエスパニョールに移籍した武は、今月28日のシェフィールド?ウェンズデイ（イングランド）との親善試合に出場(chǎng)するため、英國(guó)內(nèi)の空港に到著。出待ちをしていた中國(guó)系のファンらに迎えられると、ファンが持參したグッズやポストカードに次々とサインした。しかし、ある男性ファンが中國(guó)國(guó)旗の五星紅旗を差し出すと、「國(guó)旗にはサインできません」と丁寧に斷った。男性が「（では）服に」と言うと「いいですよ」と言い、記念撮影にも応じた。

同日の試合に武はフル出場(chǎng)。試合終了間際の1點(diǎn)を追う場(chǎng)面でゴールを決める活躍を見せると、會(huì)場(chǎng)にはファンからの「ウー?レイ」コールが響き渡った。

國(guó)旗へのサインを斷った武の対応は中國(guó)ネットで話題となり、微博の検索キーワードランキングでも関連ワードが一時(shí)、1位にランクインするなど大きな注目を集めた。中國(guó)のネットユーザーからは、「素晴らしい心がけだ」「真面目な性格が見て取れる」「彼はサッカーの腕前だけでなく、人格まで優(yōu)れている」「彼こそ中國(guó)を代表するスターと呼ぶにふさわしい」「これこそが真の愛國(guó)心だ」などと、武の國(guó)旗を尊重する姿勢(shì)を高く評(píng)価するコメントが數(shù)多く寄せられた。

また、中國(guó)メディア?観察者網(wǎng)は31日付の記事で、「中國(guó)の國(guó)旗法の第19條によって、公共の場(chǎng)で國(guó)旗を故意に燃やしたり、汚したりする行為は刑事的責(zé)任に問(wèn)われる」とも指摘している。（翻訳?編集/巖谷）