中央広播電視総臺（CMG/チャイナ?メディア?グループ）アジア?アフリカセンターと中國ラジオ?映畫?テレビ社會組織連合會の共催による「和して同ぜず」書畫展2019北京が1日、北京民族文化宮展覧館で開幕しました。中國、朝鮮、日本、モンゴル、韓國5カ國の蕓術(shù)家による書畫作品170點(diǎn)以上と各國の青少年たちによる作品100點(diǎn)余りが6日間にわたって展示されます。

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　開幕式では、主催側(cè)代表としてCMGの張暉氏が式辭を述べ「今年5月に北京で開かれたアジア文明対話大會で習(xí)近平國家主席は『各種文明は互いに尊重し合い、平等に付き合い、他人が美しいと思うものを理解し、それを自らも美しいと思い、開放的かつ包摂?shù)膜藢W(xué)び合い、時(shí)代と共に歩み、イノベーション発展を求めるべきだ』と指摘した。すべての文明は自らが生きる土壌に依存しており、そこで凝縮された國家と民族の非凡なる知恵と精神には、存在すべき価値がある」と述べました。さらに、同展について「小異を殘して大同を求め、調(diào)和の取れた共存の精神を蕓術(shù)分野で生かして美しいメロディーを奏で、『書畫』によって人々の共感を呼び起こし、異なる文明間の交流と相互學(xué)習(xí)を促していく」との期待を寄せました。

　また、協(xié)賛機(jī)関である陝西省漢唐文化クリエイティブ研究院の李成平院長は式辭の中で、「文化交流と相互學(xué)習(xí)は人類の文明および平和と発展を促す重要な力である。北東アジア5カ國の文化と蕓術(shù)交流は、平和?発展?協(xié)力?ウィンウィンという時(shí)代の流れに順応し、各國の人々の真摯なる友情を深めるだろう」と述べました。

　中央文史研究館の館員を務(wù)める清華大學(xué)の李燕教授は、中國側(cè)出展者の代表として「他者の美を認(rèn)めて文化の多様性を保つことは、世界をより豊富に彩り、活力を生み出すことにつながる」と述べました。

　日本側(cè)出展者の代表としては、國際的に活躍し2015年には中國政府から「國際優(yōu)秀文化交流賞」を授與された日本の書畫家?小林芙蓉氏が式辭に立ち、「蕓術(shù)は、見る者が何かを感じ取り、感性と作品が響き合うことで、時(shí)空も言葉も一瞬で飛び越え、心を共有できるもの。蕓術(shù)のあり方を通じて、各國の蕓術(shù)家と心の觸れ合いを行い、互いの友情を深めていきたい」と述べました。

　韓國側(cè)からは在中國韓國人美術(shù)家協(xié)會の金鎮(zhèn)錫企畫委員長が「今回の活動は中國政府が提唱している『一帯一路』イニシアティブに通じている。國籍や言語を問わず、蕓術(shù)という視覚的な言葉で調(diào)和と共存を求めることに今回の書畫展の意義がある」と述べました。

　また、協(xié)賛機(jī)関の一つである「朝蕓オンライン」の責(zé)任者?金哲氏が朝鮮側(cè)の出展者を代表して挨拶し、「今年は中國と朝鮮の國交樹立70周年を迎える。今回の書畫展を通じて、中國の人々に朝鮮の蕓術(shù)家の友情を伝え、両國人民並びに北東アジアの國々の國民同士の文化と蕓術(shù)交流を促していきたい」と述べました。

　「和して同ぜず書畫展」は2014年に発足し、これまで北京市、湖北省黃岡市、陝西省西安市、日本の東京都と大阪府、モンゴルのウランバートル、韓國のソウルで行われ、中國、朝鮮、日本、モンゴル、韓國5カ國から600名以上の蕓術(shù)家の作品1700點(diǎn)以上が展示されてきました。（提供/CRI）