2019年8月1日、中國(guó)共産黨政権による建國(guó)70周年を10月に控え、今月からは主だったテレビ局の放送番組から、娯楽性の高い時(shí)代劇や戀愛(ài)ドラマといった作品が消えて、愛(ài)國(guó)ドラマ一色になることが分かった。

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中國(guó)メディアを管理する國(guó)家新聞出版広播総局（広電総局）がこのほど、國(guó)內(nèi)の放送事業(yè)者に対し、建國(guó)70周年の記念日に向けたテレビドラマの放送規(guī)制を通達(dá)。8月1日より、娯楽性の高い時(shí)代劇や、人気アイドルの出演する戀愛(ài)?コメディーといったドラマ作品の放送を禁止し、同局が推薦する86作品のドラマを優(yōu)先的に放送するよう求める「百日展播」活動(dòng)をスタートした。

推薦された86作品はいずれも最新作、または比較的新しいドラマで、抗日戦爭(zhēng)や共産黨軍の戦いを描く戦爭(zhēng)作品、過(guò)去70年の庶民の生活を追うホームドラマやサクセスストーリー、有名人の伝記や現(xiàn)代の政治や外交を描くものなど、いずれも愛(ài)國(guó)色の強(qiáng)いものばかり?？谷諔闋?zhēng)ドラマの「太行之脊」や解放軍の発展がテーマの「可愛(ài)的中國(guó)」、宇宙開(kāi)発にスポットを當(dāng)てた「飛行少年」「飛天英雄」、庶民の不屈の精神を描く「溫州三家人」といった作品が並んでいる。

中國(guó)では毎年、國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日）の前後には愛(ài)國(guó)作品が大量に放送されるが、今年のように”100日計(jì)畫”で愛(ài)國(guó)ドラマ一色に染まるのは初めて。ネット上では、「お祝いなのだから、逆に娯楽性の高い作品を流したほうがいい」「押し付けはたくさんだ」「どうせテレビは見(jiàn)ることもないので好きにすれば？」などといった反発の聲も多く見(jiàn)られる。（Mathilda）