2013年6月18日、かつて「EU（歐州連合）にならった中臺(tái)統(tǒng)一」を訴えた臺(tái)灣野黨?民進(jìn)黨元主席の許信良（シュー?シンリアン）氏が、再び“ひとつの中國(guó)”を主張して注目を集めている。環(huán)球時(shí)報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

許氏は1992?1993年と1996?1998年に民進(jìn)黨主席を務(wù)めるが、2000年の臺(tái)灣総統(tǒng)選で黨候補(bǔ)に漏れたため、1999年に同黨を離黨した。その後、民進(jìn)黨から出馬して総統(tǒng)となった臺(tái)灣獨(dú)立派の陳水扁（チェン?シュイビエン）氏の政治姿勢(shì)を批判する立場(chǎng)となっていた。主に國(guó)民黨と親民黨のメンバーで構(gòu)成される “ブルー陣営（泛藍(lán)連盟）”寄りで、中國(guó)共産黨幹部ともつながりが深く、「西進(jìn)大陸、一統(tǒng)中國(guó)（中國(guó)大陸に入り、中國(guó)をひとつに）」と唱えたこともある。

その許氏がこのほど掲げたスローガンは「大膽一中（大膽に、“ひとつの中國(guó)”を目指す）」?！挨窑趣膜沃袊?guó)”という枠組みに入る以上、それは臺(tái)灣にとっても有益なものでなければならず、EUの歐州議會(huì)を模して「中國(guó)議會(huì)」を立ち上げよと主張している。

「臺(tái)灣は小さく、弱い存在。もしも中臺(tái)統(tǒng)一が避けられない事態(tài)なら、臺(tái)灣は積極的かつ能動(dòng)的に、より有利な條件で“ひとつの中國(guó)”を形成していくべき」としながら、「もし現(xiàn)狀のように中臺(tái)が互いの主張を堅(jiān)持するなら、（中臺(tái)統(tǒng)一を訴える）中國(guó)にとっても受け入れがたい事態(tài)が続き、國(guó)際社會(huì)からも認(rèn)められない」との見(jiàn)解を示している。(翻訳?編集/愛(ài)玉)