2013年6月18日、臺灣では音楽産業(yè)をインフラ面から改善?バックアップするため、政府が所轄の音楽施設(shè)の建設(shè)に著手する。アジアを席巻する韓流への対抗策を、臺灣のニュースサイト?NOWnewsが伝えている。

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2007年に建設(shè)計(jì)畫が立ち上がった北部流行音楽センターが今月19日、臺北市南港區(qū)で起工する。総工費(fèi)40億臺灣ドル（約128億円）で、16年末の完成を予定している。敷地內(nèi)には複數(shù)のコンサートホールや野外ステージ、録音スタジオを備えた音楽産業(yè)區(qū)、音楽人を養(yǎng)成するための教育施設(shè)などを設(shè)け、各産業(yè)との連攜も図る。アジアを席巻する韓流音楽に対抗するため、インフラ面からの大きなバックアップとなるよう、期待がかかる。

臺灣音楽は中國語のミュージックシーンではトップに君臨し、ジェイ?チョウ（周杰倫）やジョリン?ツァイ（蔡依林）など、國をまたぐ人気スターも生み出している。臺灣のニュースサイト?NOWnewsによると、そんな臺灣音楽界が韓流に対抗するため、まず整備しなければならないのが前述のインフラ面。たとえば、大規(guī)模なコンサート施設(shè)といえば、現(xiàn)在は臺北アリーナばかりに頼っているが、その臺北アリーナすら、音響設(shè)備の悪さが指摘されている。音楽人がより良い環(huán)境で発信できるステージを作るのが、まず解決すべき問題であるという。

多くの韓流歌手が長期間のトレーニングを経てデビューすることも、臺灣が取り入れるべき點(diǎn)としている。言葉が通じなくても、歌聲とダンスの実力がずば抜けていれば世界の舞臺に飛び出すことができることは証明済み。また、臺灣では音楽ジャンルの狹さが、韓流に勝てない要因の1つになっている。臺灣などの中華圏では、音楽に対してはメロディーだけでなく歌詞へのこだわりが強(qiáng)い。しかし、今後はもっと柔軟性が必要であり、こういった面でも優(yōu)れた音楽人の養(yǎng)成が不可欠だとしている。（翻訳?編集/Mathilda）