毛沢東の60數(shù)年前の寫真掲載、寫真家の娘がメディアを提訴―北京市

2007年4月17日、著名寫真家、故ウー?インシエンさんの娘が、ウー?インシエンさんの撮影した毛沢東の寫真を他人名義で掲載したシンセン報業(yè)グループと新浪網(wǎng)を相手取り、5000元(約7萬5000円)の慰謝料を請求する訴訟を起こした。

【その他の寫真】

原告?zhèn)趣摔瑜毪?、シンセン報業(yè)グループが発行する新聞「シンセン商報」は2001年、『貴重な毛沢東の家族寫真、珠海市で発見』という文章とともに、ウー?インシエンさんが60數(shù)年前に撮影した毛沢東と毛沢東の娘が一緒に寫った寫真を掲載した。しかし、記事ではこの寫真は別の寫真家が撮影したということになっており、捏造した撮影時のエピソードまで載っていた。

原告?zhèn)趣?、この行為は著作権侵害に當たるとし、この寫真と記事を掲載したシンセン報業(yè)グループと転載したポータルサイト「新浪網(wǎng)」を相手取り、精神的苦痛に対する慰謝料5000元(約7萬5000円)の支払いと、寫真の掲載停止、謝罪文の掲載を求めた。

原告代理人によると、この寫真に関する訴訟は今回だけでなく、寫真を最初に掲載した『南方都市報』など3社とも現(xiàn)在裁判が行われているという。代理人は「3社が寫真を掲載し、10數(shù)社が転載した。メディアは記事を掲載する際、十分に審査を行う義務(wù)があるのではないか」と語った。(翻訳/編集?藤野)