2013年6月18日、ある日本企業(yè)の北京事務(wù)所で働く崔（ツイ）さんは、日本で7年間働いた経験を持つ。そんな崔さんによると、癡漢が多いことで知られる日本の地下鉄や電車(chē)の車(chē)両では、サラリーマンが冤罪を避けるために両手を高く挙げた狀態(tài)を保って、自身の「潔白」を示しているという。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

崔さんによると、日本の通勤ラッシュ時(shí)の地下鉄の混雑は、北京のそれに勝るとも劣らない。車(chē)両のドアは閉まらず、駅員が乗客を押し込まなければならないほどだ。そんな中、乗客同士の體が觸れ合うことは避けることができないものの、男性は濡れ衣を著させられることを恐れ、ズボンのポケットから攜帯を出したり、新聞を読んだりなど、癡漢を疑われるような動(dòng)作をできるだけ避けている。新聞を読みたい場(chǎng)合は、4分の1の大きさに折って、それを裏返したりしながら読んでいるという。また、混雑している地下鉄でメールを打ったり、電子版書(shū)籍を読んだりしたい男性は、攜帯を高く上に上げているという。

崔さんによると、これほどまでに神経質(zhì)な男性を作り出したのは、癡漢に非常に神経質(zhì)な女性だという。特に近年、大きな街の地下鉄の駅などでは、市民グループが実施している「癡漢撃退」運(yùn)動(dòng)をよく目にし、スタッフらが「癡漢犯罪追放」と掲げている。一方、警察も、癡漢が出沒(méi)しやすい時(shí)間帯や車(chē)両內(nèi)の位置、その手口などを、イラストなどを用いて詳しく書(shū)いたパンフレットを乗客に配布している。そこには、癡漢被害相談ホットラインの番號(hào)も記されている。

癡漢撃退に最新科學(xué)技術(shù)まで導(dǎo)入

警察はさらに、東京で最も癡漢被害が多い鉄道線に私服警官を?qū)毪筏皮い??！赴V漢」という行為は、女性の體に觸ることから、女性の胸や局部などを摩擦すること、スカート內(nèi)を攜帯などで盜撮することなど幅広い。日本では、約10年前から、通勤ラッシュの時(shí)間帯に女性専用車(chē)両を設(shè)置し、癡漢の対策にのぞんでいるが、解決には至っていない。また、癡漢行為があったと斷定されれば、懲役6カ月以下または50萬(wàn)円 以下の罰金が科されると再三警告しているが、東京の警察は毎年1500-1800人を癡漢で逮捕している。

一方、被害者の半數(shù)以上は、若い女性で3分の1は女子高生などだ。若い女性の3分の2が、電車(chē)や地下鉄の車(chē)內(nèi)で體を觸られたことがあると答えた調(diào)査もある。それでも、証拠を押さえ、癡漢を法的に処罰することが難しいため、泣き寢入りしているという女性がほとんどだ。このような現(xiàn)狀を背景に、日本の警察は、癡漢の被害屆を受けた後、犯人の手に殘された微量の線維などを被害者の衣服の繊維と比較するという、法醫(yī)學(xué)検査まで導(dǎo)入している。この方法は、手間がかかるものの、非常に有効だという。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤）