2013年6月18日、中國(guó)最高學(xué)府に數(shù)えられる北京大學(xué)や清華大學(xué)などの名門大學(xué)はこの時(shí)期、“観光シーズン”と化する。大學(xué)受験を控えた高校生たちが夏休みなどを利用してこぞって參観に來るからだ。しかも、その構(gòu)內(nèi)は受験生による「合格祈願(yuàn)」の落書きだらけになっているという。北京晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

北京大學(xué)や清華大學(xué)は毎年、夏休み前後になると、先生に引率された高校生の団體旅行でにぎわう。その目的は志望大學(xué)の見學(xué)とともに、受験勉強(qiáng)の士気を高めることにある。両校とも構(gòu)內(nèi)參観は事前予約制になっており、參観者に対しては「大學(xué)は観光地ではなくあくまで教育機(jī)関であり、在學(xué)生の勉學(xué)の妨げにならないように」との注意も與えられる。

しかし、実際には、受験生たちは憧れの大學(xué)に來た興奮を抑えきれず、キャンパス內(nèi)に入った後も大聲で騒いだり、記念寫真を撮ったりと、構(gòu)內(nèi)の靜寂を大いに亂している。

さらに、大學(xué)の建築物や壁などに記念の落書きやサインを殘す受験生たちも多い。北京大學(xué)のキャンパス內(nèi)には未名湖という美しい人口湖があり、その湖畔には國(guó)の文化財(cái)（重要文物保護(hù)単位）にも指定されている建築群が並ぶが、そこさえも落書きだらけになっている。落書きはチョークや鉛筆、サインペンだけでなく、白の修正液を使って書かれているものもある。その內(nèi)容は、「XXが好きだ」などの愛情宣言や、「北京大學(xué)よ、また必ずここに來るから」「北京大學(xué)に受かりますように」などの合格祈願(yuàn)までさまざまだ。

大學(xué)関係者は「參観者には、マナーの厳守だけでなく、落書きは絶対しないように注意している」と語っているが、効果は現(xiàn)れていないのが現(xiàn)実のようである。（翻訳?編集/HA）