2019年8月4日、環(huán)球時(shí)報(bào)は「日本と韓國(guó)に対し、まずこの話をしよう」と題し、両國(guó)が対立を深めることが米國(guó)の思うつぼになると警告する社説を掲載した。

社説は「米國(guó)は日本と韓國(guó)に対して中距離ミサイルの配備を認(rèn)めるよう求めている。しかし、かつての冷戦時(shí)代に比べ、今の日本や韓國(guó)が中國(guó)、ロシアと対立することで被る総合的なリスクは非常に大きくなっている」と指摘する。

そして、「アジアは世界で最も急速に発展している地域だ。アジア諸國(guó)の関係は複雑だが、実際は互いに助け合い、推進(jìn)しあうという利益関係を構(gòu)築しており、現(xiàn)在中國(guó)はこの體系の中心にいる。米國(guó)が中國(guó)に打撃を與えようとするのは、事実上この繁栄を生み出す體系の破壊をもくろんでいるのであり、そのためにはアジアの國(guó)どうしで対抗させるなど、手段を選ばないのである」と主張した。

その上で、「アジア諸國(guó)は集団となって米國(guó)がこの地域で生み出そうとしている新たな危機(jī)にあらがい、米國(guó)がこの地に過(guò)激な軍備競(jìng)爭(zhēng)を持ち込むのを防がなければならないのだ」とした。

社説はその中心となるべき國(guó)に日本と韓國(guó)を挙げ、「自國(guó)の利益実現(xiàn)の方法がすでにアジアにおける発展の多様化を源泉としており、米國(guó)はもはや絶対的な成長(zhǎng)源ではないことをはっきりと認(rèn)識(shí)しなければならない?，F(xiàn)在両國(guó)は中國(guó)、ロシアと全般的な親睦関係を構(gòu)築し、経済協(xié)力も拡大しつつある。もし日本と韓國(guó)が米國(guó)に追従して冷戦體制へと逆戻りすれば、自國(guó)の利益にとって悪夢(mèng)となるはずだ」と論じた。

そして最後に、「日本と韓國(guó)は、中國(guó)とロシアのミサイルのターゲットになってはならず、米國(guó)の脅しによるアジア政策の犠牲になってはならないことを、極めてはっきりと悟らなければならない」とした。（翻訳?編集/川尻）