2013年6月20日、日中韓の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）をめぐる交渉は、今年3月に第1回會(huì)合が行われたのに続き、今月18日には山東省威海市で自由貿(mào)易圏建設(shè)の関連問(wèn)題について話(huà)し合いが行われた。話(huà)し合いでは主に自由貿(mào)易圏の意義、貨物貿(mào)易、サービス貿(mào)易、投資の問(wèn)題が話(huà)し合われた。3カ國(guó)協(xié)力秘書(shū)処（事務(wù)局）の申鳳吉（シェン?フォンジー）秘書(shū)長(zhǎng)（事務(wù)局長(zhǎng)）によると、日中韓自由貿(mào)易圏が成立すれば、15億人の人口と15兆ドル（約1458兆円）の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）を擁する共同市場(chǎng)が形成され、世界3位の経済ブロックが誕生する。それは地域経済の一體化を促し、3カ國(guó)の協(xié)力を進(jìn)めるための著実な基礎(chǔ)固めになるという。新華社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

ある統(tǒng)計(jì)によると、2012年の3カ國(guó)のGDP合計(jì)は15兆ドルに達(dá)し、アジア全體の70％、世界全體の20％を占めた。また、3カ國(guó)はいずれも世界の貿(mào)易大國(guó)で、12年の輸出総額は3兆4000億ドル（約330兆4460億円）に達(dá)し、世界全體の19％を占めた。

中國(guó)商務(wù)部（商務(wù)省）國(guó)際貿(mào)易交渉の兪建華（ユー?ジエンホア）副代表によると、日中韓3カ國(guó)は東アジア地域で経済力が最も強(qiáng)く、貿(mào)易と生産の連攜が最も密接な3つの経済體であり、日中韓自由貿(mào)易圏を建設(shè)することは東アジア経済の一體化プロセスにとって、ひとつの指標(biāo)となる一大事件だ。中國(guó)政府は日韓政府とともに、自由貿(mào)易圏の建設(shè)を積極的かつ著実に進(jìn)めていきたい考えだという。

話(huà)し合いでは參加者から、日中韓自由貿(mào)易圏交渉は內(nèi)容が広範(fàn)囲にわたるもので、関稅の軽減だけでなく、産業(yè)協(xié)力、貿(mào)易の利便化、基準(zhǔn)の制定なども含めるべきとの意見(jiàn)が寄せられた。農(nóng)業(yè)などの「敏感」な分野、交渉の進(jìn)め方といった具體的な問(wèn)題について、詳細(xì)に検討し、妥當(dāng)な解決をはかるべきとの意見(jiàn)も出された。兪副代表は、交渉では開(kāi)放レベルが高く、ルールや基準(zhǔn)のレベルも高く、利益がおおよそ均衡する貿(mào)易の自由化?利便化合意の締結(jié)に向けて努力すると話(huà)す。また、未來(lái)の3カ國(guó)の自由貿(mào)易圏をめぐる合意は、平等で相互利益の合意になると述べた。

日中韓自由貿(mào)易圏交渉は2012年11月に正式にスタートし、今年3月には韓國(guó)?ソウルで初會(huì)合が行われた。第2回會(huì)合は今年7月に上海市で、第3回會(huì)合は年末に日本で行われる予定だ。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）