2019年8月7日、今秋開催の“臺(tái)灣のアカデミー賞”こと金馬奨（臺(tái)北金馬影展/ゴールデン?ホース?フィルムフェスティバル）について、中國(guó)當(dāng)局が中國(guó)本土からの出品と映畫人の參加を取りやめることを明らかにした。

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金馬奨は中國(guó)語映畫を?qū)澫螭摔筏?、中華圏を代表する映畫祭の一つ。今年で56回目を迎え、11月23日に臺(tái)北市で授賞式を開催する。

7日、中國(guó)國(guó)家新聞出版広播総局（広電総局）の機(jī)関紙「中國(guó)電影報(bào)」が、中國(guó)からの金馬奨參加を取りやめることを表明した。理由は明らかになっていないが、昨年の授賞式で政治問題が浮き彫りになったことが要因の1つとの推測(cè)もあり、中國(guó)側(cè)の事実上のボイコットとみられている。

昨年の金馬奨授賞式では、「最優(yōu)秀ドキュメンタリー作品賞」を受賞した臺(tái)灣の女性監(jiān)督フー?ユー（傅楡）がスピーチで、「臺(tái)灣が真の獨(dú)立した國(guó)と見なされてほしい」と発言。これに続いて、中國(guó)の俳優(yōu)トゥーメン（涂們）が「再び『中國(guó)臺(tái)灣』に來られたことを光栄に思う」と発言したことが中臺(tái)の対立問題に絡(luò)んで騒ぎを大きくし、複數(shù)の中國(guó)映畫がアフターパーティーの中止を急きょ発表するなど、大荒れの狀態(tài)となった。

これをきっかけに今後の金馬奨への影響を危ぶむ聲が上がっていたが、中國(guó)當(dāng)局が最初に動(dòng)きを見せたのは今年6月のこと。中國(guó)最大級(jí)の映畫賞?金鶏百花奨の授賞式を、金馬奨と同じ11月23日に行うと発表している。さらに先月末には、今年の目玉の1つになると思われていた中國(guó)の巨匠チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督の新作「一秒鐘」（One Second）が出品されないことも明らかになっていた。（Mathilda）