2013年6月21日、臺(tái)灣の財(cái)団法人海峽交流基金會(huì)（SEF）および、中國の海峽両岸関係協(xié)會(huì)（ARATS）による第9回両岸両會(huì)會(huì)談が上海市でスタート。臺(tái)灣の中國映畫に対する制限枠が緩和されることが明らかになった。中央社が伝えた。

【その他の寫真】

中臺(tái)両者における、それぞれの直接交渉窓口となっているのがSEFとARATS。両者によるトップ會(huì)談?第9回両岸両會(huì)會(huì)談が21日、上海市でスタートした。SEFによると、中國映畫に対する臺(tái)灣の輸入割當(dāng)規(guī)制が緩和され、現(xiàn)狀の年間10本から15本へと枠が広げられることになった。

しかし問題なのは、どういった形態(tài)の中國映畫が規(guī)制枠に入るかだ?，F(xiàn)狀では中國?香港合作映畫など、著作権の割合によって制限外になる作品もある。また、2010年に締結(jié)されたECFA（両岸経済協(xié)力枠組協(xié)定）の取り決めに従い、制限のカテゴリー內(nèi)に入る場合も。中國資本の映畫でも、臺(tái)灣でフィルム編集などが行われた場合、上映を認(rèn)められるパターンもある。これら複雑な規(guī)制枠の中で、認(rèn)定基準(zhǔn)を?qū)毪工毪长趣襻幛巫⒛奎c(diǎn)となる。

臺(tái)灣では現(xiàn)在、中國映畫の劇場公開作を選ぶ際、ふるいにかけた作品からさらに抽選するという方法を採っている。臺(tái)灣の映畫ファンが最も公開を望んでいるとされるのが、中國で今年春に公開され、異例のヒット作となったコメディータッチのラブロマンス映畫「北京遇上西雅圖」。同作は抽選の結(jié)果、公開順位ランキングは15位となり、臺(tái)灣でお目見えする可能性を絶たれた。今回の規(guī)制緩和がもう少し早ければ、という聲も聞かれている。（翻訳?編集/Mathilda）