2013年6月21日、中國(guó)日本商會(huì)が編さんした「中國(guó)経済と日本企業(yè)2013年白書」（以下「白書」）の記者會(huì)見がこのほど北京で行われた?！赴讜工摔瑜毪取?012年の日本企業(yè)の中國(guó)への投資は引き続き増加する傾向を見せており、投資の重點(diǎn)は製造業(yè)となっている。同時(shí)に日本企業(yè)は引き続き中國(guó)市場(chǎng)を重視し、中國(guó)の人口高齢化の「シルバー産業(yè)」がもたらす巨大なビジネスチャンスなどを楽観視していることが明らかになった。人民日?qǐng)?bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

▼日本企業(yè)の対中投資は引き続き増加

2012年の中國(guó)の外資誘致が実施ベースで3．7％減少する中で、日本企業(yè)の対中投資は逆に16．3％増加している。投資分野を見ると、製造業(yè)が依然として日本企業(yè)の投資の重點(diǎn)となっている。

日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)が2012年10月から11月にかけて行ったアンケート調(diào)査によると、52．3％の日本企業(yè)が引き続き中國(guó)での業(yè)務(wù)を拡大すると答えている。

▼「中國(guó)工場(chǎng)」から「中國(guó)市場(chǎng)」へ、巨大な市場(chǎng)の魅力を注視

「白書」によると、日本企業(yè)は引き続き中國(guó)の生産基地への投入や建設(shè)の強(qiáng)化を重視すると同時(shí)に、中國(guó)の巨大な市場(chǎng)の魅力へと注目が移りつつある。

地域分布から見ると、沿海地區(qū)が引き続き日本企業(yè)の注目の重點(diǎn)となっている。上海、江蘇省、浙江省の3カ所は産業(yè)の集中度が高く、産業(yè)チェーンが整備されているという優(yōu)勢(shì)や、生産と販売の潛在力が評(píng)価されており、華南と華北地區(qū)がそれに続く。広大な中西部地區(qū)について日本企業(yè)は、沿海地區(qū)の産業(yè)がこうした地區(qū)に移転するには時(shí)間がかかると見ており、中西部の人的コストの優(yōu)勢(shì)がいつまで続くかが懸念材料となっている。

▼中國(guó)の「シルバー産業(yè)」に注視、醫(yī)療機(jī)器などの新興産業(yè)が重點(diǎn)か

中國(guó)の一般大衆(zhòng)の健康意識(shí)の向上や高齢化、醫(yī)療制度改革などにともない、中國(guó)の醫(yī)療機(jī)器市場(chǎng)は急激に発展している。

「白書」のデータによると、2000年から2010年までの中國(guó)の醫(yī)療機(jī)器市場(chǎng)の平均成長(zhǎng)率は28．5％に達(dá)しており、世界平均の8％という成長(zhǎng)スピードを大きく上回っている。

2013年の「白書」では、醫(yī)療機(jī)器産業(yè)が新たな成長(zhǎng)業(yè)界として挙げられており、日本企業(yè)の「シルバー産業(yè)」に対する重視を表している。この巨大なパイを目の前にして、日本企業(yè)が新たな投資攻勢(shì)をかける可能性もある。

▼人件費(fèi)の向上が中國(guó)の日本企業(yè)の経営に影響

日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)が行った企業(yè)アンケートの結(jié)果によると、2010年以降、中國(guó)の日本企業(yè)の経営は一貫して低迷を続けている。

経営の低迷の原因について、回答企業(yè)のうち84．4％が中國(guó)の人件費(fèi)高騰を収益に影響を與える要因にあげている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/YH?編集/TF）