2019年8月6日、中國メディアのTechWebは陝西省西安市が進(jìn)めている電動タクシーの大量導(dǎo)入はタクシー運転手の実質(zhì)的収入増をもたらすことが期待できると論ずる文章を掲載した。西安市は年內(nèi)にガソリンやガスを燃料とするタクシーを全廃する予定という。

西安市では7月31日、市內(nèi)にある比亜迪第2工場で、電動タクシー200臺の引き渡し式が行われた。同市が進(jìn)める電動タクシーへの切り替えは注目されており、中國ではさまざまなメディアが報道を続けている。

同市は、市內(nèi)を営業(yè)するタクシーとして年末までに電動自動車6000臺を?qū)毪?、殘りはメタノール燃料車にする方針だ。従來タイプのガソリンやガスを燃料とするタクシーは全廃する予定という。

TechWebによると、電動タクシーは新開発の電池を用いることなどで、航続距離は日常的な営業(yè)活動には十分な405キロメートルに達(dá)した。また、電池殘量が30％から50％になった場合の充電時間は35分間程度で、市內(nèi)各地區(qū)に充電ステーションが設(shè)けられるので、運転手にとっても便利だ。

電動タクシーの利用料金は従來型車両と同じに據(jù)え置かれることになっている。乗客にとっては料金が同じで、しかも電動タクシーの方が乗り心地がよいという。

中國ではタクシー運転手とタクシー會社の契約が統(tǒng)一されているわけではないが、燃料代や車両修理費などは運転手側(cè)の負(fù)擔(dān)となることが珍しくない?；镜膜恕绀蠁訕I(yè)用に使える狀態(tài)で自動車を提供し、運転手は営業(yè)活動に必要な経費は自ら負(fù)擔(dān)する。運転手は會社側(cè)に一定の「車両使用代」を支払う。つまり、運転手はタクシーの営業(yè)活動を「請け負(fù)う」方式だ。

TechWebは、電動タクシーを使う運転手の場合、電気代は明らかにその他の燃料代よりも低価格なので、運転手にとってはコスト減になり、実質(zhì)的に収入を増やすことが可能になると論じた。（翻訳?編集/如月隼人）