2019年8月16日、環(huán)球時報は、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領が「朝鮮半島の統(tǒng)一を2045年に実現(xiàn)したい」と語ったことについて、韓國國內から「楽観的過ぎる」との聲が出ていると報じた。

文大統(tǒng)領は15日の「光復節(jié)」記念式典に出席した際「光復100周年にあたる2045年に朝鮮半島の平和統(tǒng)一を実現(xiàn)したい」と語り、朝鮮半島統(tǒng)一のタイミングについて初めて言及するとともに、統(tǒng)一の青寫真を示した。

また、大統(tǒng)領在任中に朝鮮半島の非核化を実現(xiàn)する計畫を示すとともに、32年に南北共同で五輪を開催することを提案?！钙胶亭冉y(tǒng)一がもたらす経済利益は間違いなく巨大であり、南北雙方の企業(yè)も新たな市場拡大のチャンスを迎えることになる」と述べた。

韓國紙?ソウル新聞は「文大統(tǒng)領が示した青寫真は、朝鮮半島を世界の経済大國にするという強い意志の表れだ。韓國の現(xiàn)代経済研究院も、半島の統(tǒng)一が実現(xiàn)すれば50年に1人當たり國內総生産（GDP）が7萬米ドルを超えると予測している」と報じた。

環(huán)球時報は一方で、「青寫真の実現(xiàn)性に対する疑問の聲も出ている」とし、韓國メディアの「韓國経済」が、「文大統(tǒng)領は楽観的過ぎると多くの専門家が認識している。まず、南北経済の規(guī)模や運営方式が違い過ぎる。そして、北朝鮮は連日ミサイルを発射しており、時宜にそぐわない」と指摘したことを伝えている。

また、ソウル大學の金炳椽（キム?ビョンヨン）教授は「長期的な目で見れば、南北経済の統(tǒng)一は確かに魅力的だが、半島の非核化にしろ経済協(xié)力にしろ、現(xiàn)在直面している困難は依然として山積みだ」と評したという。（翻訳?編集/川尻）