2013年6月23日、米華字ニュースサイト?多維新聞は記事「中國共産黨が対外攻勢を発動(dòng)、海外チベット人の懐柔目指し故郷への帰還を呼びかけ」を掲載した。

【その他の寫真】

21日、中國共産黨チベット自治區(qū)委員會(huì)の白瑪赤林（バイマー?チーリン）副書記は米ニューヨーク市に到著した。翌22日にニューヨークのチベット人社會(huì)のリーダーとの座談會(huì)に出席した。

白瑪赤林副書記はチベットの経済、教育、醫(yī)療、社會(huì)保険、そしてチベット人の生活はこの數(shù)十年で大きな変化を遂げたと述べ、「私と多くのチベット人同胞は発展を目の當(dāng)たりにした目撃者であり、最大の受益者」と話している。

世界各地に住む20萬人以上のチベット人に向け、白瑪赤林副書記は帰國するよう呼びかけた。海外在住のチベット人の中でも一部の高齢者はすでに続々と帰國を始めているという。

白瑪赤林副書記率いる全國人民代表大會(huì)チベット代表団はニューヨーク市を訪問する前にカナダ?トロントなどチベット人が多い都市を訪問している。あるアナリストは、こうした動(dòng)きは中國共産黨の対チベット政策の転換、柔軟化のシグナルだと指摘している。海外在住のチベット人の獨(dú)立勢力を弱めること、各國に中國共産黨のチベットに対する態(tài)度を示すことなどが目的とみられる。（翻訳?編集/KT）