<羅針盤>“笑顔”は人を幸せにする=渋野日向子選手の快挙で考えたこと―立石信雄オムロン元會(huì)長(zhǎng)

立石信雄    2019年8月11日(日) 8時(shí)0分

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全英女子オープンゴルフで日本選手として42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子選手のはじけんばかりの笑顔がテレビ畫面を通じて飛び込んできた。鮮烈な印象から「スマイルシンデレラ」と呼ばれているらしい。寫真は日本記者クラブで會(huì)見する同選手(8月6日)。

連日の猛暑にうんざりしていた中、全英女子オープンゴルフで日本選手として42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子選手のはじけんばかりの笑顔がテレビ畫面を通じて飛び込んできた。鮮烈な印象から「スマイルシンデレラ」と呼ばれているらしい。やはり笑顔は素晴らしい。救われた気分だった。

中継録畫された凱旋記者會(huì)見を観ていたら、「私もミスショットすると怒ったりするのでずっと笑顔ではない。でもずっと笑っていてもそんなにしんどくはないので、そんなに考えすぎない。めっちゃ悔しいときはありますけど、すぐに切り替えるようにしています」とニコニコ顔で“秘訣”を披露していた。

笑顔の効用は多大。笑顔を絶さない人は自身の體や脳を活性化し、パフォーマンスがアップ、健康増進(jìn)にも役に立つという。職場(chǎng)や學(xué)校では周囲を和ませ人々に幸せを與える。

そこで思い出したのがオムロン創(chuàng)設(shè)者の父?立石一真が口にしていた言葉の「最もよく人を幸福(しあわせ)にする人が最もよく幸福となる」である。

人間は誰(shuí)でも幸福になる権利があるが、人を押しのけたり、足を引っ張ったりして自分だけ幸福になろうとしても、決して幸福にはなれない。人に幸せを與えることで、自分に幸せが戻ってくるものである。

立石一真は『企業(yè)は社會(huì)の公器である』との精神にのっとり、日本初の身體障害者福祉工場(chǎng)、「オムロン太陽(yáng)」を1972年に設(shè)立した?!刚虾φ撙瑑Pきやすく、生活しやすく」をモットーに宿舎も設(shè)け、仕事エリアと生活エリア、すなわち職住を接近させたのが、この工場(chǎng)の特徴だった。

立石一真は社員や家族に笑顔で語(yǔ)りかけていたことを今でも懐かしく思い出す。ユーモアを忘れず常に笑顔を絶やさないようにしたいものだ。

<羅針盤篇44>

■筆者プロフィール:立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)(現(xiàn)オムロン株式會(huì)社)取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任?!弗蕙庭弗幞螗趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞」といわれるSAM(Society for Advancement of Management)『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問(wèn)教授や顧問(wèn)を務(wù)めている。SAM(日本経営近代化協(xié)會(huì))名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。エッセイスト。

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