2019年8月12日、香港映畫界の往年のカンフースター、ジミー?ウォング（王羽）が過去に脳內(nèi)出血で2度にわたって倒れた後、現(xiàn)在は自分で體も動(dòng)かせず、かつ認(rèn)知癥であることを次女がフェイスブックで明らかにした。

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1943年生まれ、76歳のジミー?ウォングは64年に映畫デビュー。67年に映畫「片腕必殺剣」（中國語題：獨(dú)臂刀）でカンフー映畫のトップスターとなり、71年には勝新太郎主演「新座頭市 破れ！唐人剣」で日本映畫にも出演。近年ではピーター?チャン監(jiān)督「捜査官X」にも出演しており、今秋開催される臺(tái)灣版アカデミー賞の金馬奨で「終身栄譽(yù)賞」に選ばれている。

2016年に脳內(nèi)出血で倒れてから療養(yǎng)を続けているジミー?ウォングだが、次女の王加露さんが12日、父親の病狀について投稿。「移動(dòng)には車いすに頼り、経鼻栄養(yǎng)チューブを使い、寢返りも人手を借りなければできない認(rèn)知癥の老人」であることを明かし、これまで數(shù)々の治療法を試したが効果は得られず、「この努力が父にとって助けなのか、負(fù)擔(dān)なのか分からない」と、ここ3年ですっかり衰えたという父親について語っている。

この投稿では、自撮り寫真に寫り込んだ父親の姿を公開しているが、車いすに乗り、ダウンジャケットの上からもかなり痩せた様子がうかがえる。金馬奨から贈(zèng)られる「終身栄譽(yù)賞」については、「一生の努力が実ったことは本當(dāng)にうれしく思うけれど、ステージで自ら受け取れないことに悲しみを覚える」と複雑な心境を明かしており、ジミー?ウォングのファンに対しては、「どうか銀幕の中で誇り高いヒーローだった姿を覚えていてほしい」と記している。（Mathilda）