フライメディア 2019年8月14日(水) 17時20分
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香港の街を歩いていると、工事現(xiàn)場の多くの場所で竹の足場が使われていることに気づく。初めて香港を訪れる人などは、この光景に非常に驚くらしい。高層ビルが多い香港では、この竹を組み合わせただけの工事の足場は、とても心もとないものに見えるのではないだろうか。
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香港の街を歩いていると、工事現(xiàn)場の多くの場所で竹の足場が使われていることに気づく。初めて香港を訪れる人などは、この光景に非常に驚くらしい。そもそも高層ビルが多い香港では、この竹を組み合わせただけの工事の足場は、とても心もとないものに見えるのではないだろうか。
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土地が狹い香港では上へ上へビルが伸びていく。高いビルが立ち並ぶ香港で、なぜ頑丈な鉄ではなく竹を使っているのか不思議に思う方も多いようだが、これには香港ならではの理由がある。高溫多濕の香港では、濕度が80~90%臺になる日が多い。そんな香港で鉄の足場を組むと、濕度のせいで鉄が錆びてしまうことがあるらしい。また、高いビルでは鉄も高く組まらなければならず、結(jié)果的に鉄の重さで足場が耐えられない事があると聞いたことがある。
それに比べて、竹は濕気によりしなり、より扱いやすくなる。そして何より軽いという利點(diǎn)がある。その為、香港の工事現(xiàn)場では多くの竹が今だに使われてきているというわけだ。
ただ、この竹の足場、誰でも組めるわけではない。プロになるための専門學(xué)校できちんと勉強(qiáng)した、ごくわずかな人のみが職人として活躍できる。それにしても、足場をよく観察すると、上手に組み合わせているのに驚くはずだ。香港ならではの風(fēng)景、街を歩けばすぐに目にする事ができる。ぜひ、街で探していただきたい光景の一つだ。(提供/フライメディア)
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