2013年6月25日、香港カンフー映畫界の巨匠で、「少林寺三十六房」「酔拳3」などで知られるラウ?カーリョン（劉家良）監(jiān)督が、肺炎のため香港の病院で亡くなった。享年79歳。新浪網(wǎng)が伝えた。

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自身も武術(shù)家であり、カンフー映畫の俳優(yōu)出身であるラウ監(jiān)督。1995年にリンパ腫を患っていることを公表していたが、25日午前、入院先の香港の病院で肺炎のため息を引き取った。

武術(shù)一家の出身。父親の劉湛（ラウ?チャム）さんは、「ワンス?アポン?ア?タイム?イン?チャイナ」シリーズでも映畫化された伝説的な武術(shù)家、ウォン?フェイホン（黃飛鴻）の孫弟子。ラウ監(jiān)督も幼少時から父親の手ほどきを受け、正統(tǒng)派のカンフー継承者として知られる。1950年に映畫界入りし、65年の映畫「雲(yún)海玉弓縁」をきっかけに映畫會社ショウ?ブラザーズ（邵氏兄弟）に迎えられ、75年に「マジッククンフー 神打拳」で監(jiān)督デビュー。アクション指導(dǎo)としては、「マトリックス」などのハリウッド映畫にも起用されているユエン?ウーピン（袁和平）監(jiān)督と並び稱される手腕の持ち主だった。

94年の「酔拳2」では、主演のジャッキー?チェンとの間で意見の違いが発生し、途中降板するというトラブルも話題に。當時すでにハリウッド進出していたジャッキーの作品としては、「カンフーアクションが古臭い」との見解でトラブルに発展したと言われる。しかし、正統(tǒng)派カンフーを好む映畫ファンからは、高い評価を得ている監(jiān)督の1人だった。

自身の監(jiān)督作品としては、2003年の「超酔拳」が最後。07年のツイ?ハーク（徐克）監(jiān)督「セブンソード」で、武術(shù)指導(dǎo)および俳優(yōu)として參加したのが、映畫界における最後の作品となった。なお、10年の第29回香港金像奨では、「終身監(jiān)督賞」を受賞している。（翻訳?編集/Mathilda）