中國(guó)國(guó)営の新華社通信は13日、日本と韓國(guó)の貿(mào)易摩擦がエスカレートしている現(xiàn)狀について「まだ対話(huà)の余地はあるのか」と題する記事を掲載した。

韓國(guó)政府は12日、貿(mào)易管理上の優(yōu)遇対象國(guó)である「ホワイト國(guó)」のリストから日本を除外すると発表した。これまではホワイト國(guó)か非ホワイト國(guó)かの2分類(lèi)だったが、29カ國(guó)あった「ホワイト國(guó)」を「グループ1」と「グループ2」に分け3分類(lèi)に。日本だけが新設(shè)された「グループ2」に振り分けられた。

記事は、「韓國(guó)の日本に対する『目には目を』は、両國(guó)の対立をさらにエスカレートさせるのか。未來(lái)の日韓の貿(mào)易摩擦はどこへ向かうのか」とし、専門(mén)家の見(jiàn)解を紹介した。

吉林大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院の王生（ワン?ション）教授は、「日本の経済制裁措置は韓國(guó)の経済の命脈に深刻な打撃を與え、韓國(guó)は受動(dòng)的に反撃せざるを得なくなった。だが、韓國(guó)側(cè)は事態(tài)が収拾できなくなるほどの局面にまで発展することは望んでおらず、余地を殘している」と指摘した。

また、日本についても「韓國(guó)の民間の反日感情を懸念している」とし、「日本の措置は韓國(guó)だけでなく日本経済への影響も小さくないことから、日本も事態(tài)のさらなる悪化は望んでおらず、韓國(guó)への半導(dǎo)體材料の輸出規(guī)制をやや緩めた（8日に経済産業(yè)省が措置後初の輸出許可を出したことを指している）。両國(guó)の摩擦は激しいように見(jiàn)えるが、挽回が不可能な段階には至っていない」との考えを示した。

記事は、「協(xié)力すれば互いに利益を得、爭(zhēng)えば互いに傷付くということを、日韓両國(guó)の政府はすでに気付いている。緊張緩和の鍵は、日本が高圧的な制限令を取り消し、韓國(guó)が國(guó)民の反日感情を抑えることだ」と指摘。「分厚い氷は一日の寒さでできたものではない。日韓の対立の歴史は長(zhǎng)い。両國(guó)の貿(mào)易関係がこれ以上悪い方向へ向かわぬよう、雙方は問(wèn)題を?qū)澰?huà)によって解決しなければならない」とした。（翻訳?編集/北田）