2019年8月14日、韓國(guó)?京郷新聞によると、慰安婦問(wèn)題をめぐる15年末の日韓合意が米カリフォルニア州の教育課程に含まれていたことが分かった。同合意は韓國(guó)で「被害者の意見(jiàn)を排除し密室で締結(jié)された」として批判を浴びている。

記事によると、米カリフォルニア州教育部が今年初めに作成した韓國(guó)人慰安婦に関する授業(yè)用資料集の草案には「2015年12月28日に日韓政府が慰安婦問(wèn)題に合意した」との內(nèi)容が含まれている。資料集は全20ページのうち9ページで慰安婦合意を説明しており、生徒らが「慰安婦合意」の文章を自ら分析するよう推奨している。例えば、ソウル日本大使館前の慰安婦像の移転についての合意文を生徒らが読んだら、教師が「韓國(guó)政府は慰安婦像を撤去せずにいる」と教えるといった方式だという。

また、資料集では慰安婦動(dòng)員當(dāng)時(shí)の朝鮮の「女性に対する差別」や「朝鮮人業(yè)者の役割」が強(qiáng)調(diào)されているが、これを説明する際にサンフランシスコ州立大學(xué)のサラ?ソー教授の著書(shū)が引用されている。同書(shū)は日本政府が慰安婦の歴史を説明する際に用いる代表的な著書(shū)でもある。その他、1944年に作られた米軍の捕虜尋問(wèn)報(bào)告書(shū)も紹介されており、「慰安婦は売春婦に過(guò)ぎない」との表現(xiàn)も登場(chǎng)するという。

こうした「韓國(guó)にとっては不利な內(nèi)容」が米國(guó)の教科課程に含まれたのには、樸槿恵（パク?クネ）政権の努力も影響を與えたという。市民団體「慰安婦正義連帯」のジュディス?マーキンソン會(huì)長(zhǎng)によると、2016年にカリフォルニア州教育部が開(kāi)いた「教育課程指針改正公聴會(huì)」で「カリフォルニア公立學(xué)校の歴史‐社會(huì)科學(xué)教科課程指針改正案」に慰安婦合意を含めることが発表されたが、その過(guò)程には日韓両政府からの「慰安婦合意を教科課程に含めるように」との要請(qǐng)があったという。

これについて、市民団體「慰安婦行動(dòng)」のキム?ヒョンジョン代表は「韓國(guó)政府が慰安婦合意を教科課程に入れるよう要請(qǐng)したというのはとても大きな衝撃だった」とし、「（資料集は）日本が悪用する文書(shū)を十分な説明もせずに引用した。韓國(guó)政府が慰安婦合意を含めるため努力していた時(shí)、日本政府は慰安婦が性奴隷制だったという事実自體を否定するために活動(dòng)していた」と指摘。さらに「慰安婦行動(dòng)と慰安婦正義連盟が資料集の問(wèn)題點(diǎn)を修正した代案資料を作り教育部に提出したが、受け入れられる可能性は高くない」と説明したという。

これについて韓國(guó)外交部関係者は「他國(guó)の教科課程は敏感な問(wèn)題であるため確認(rèn)できない」と話したという。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「樸政権は一體何をしていたのか」「日本政府の歴史歪曲（わいきょく）を阻止できないなんて本當(dāng)に無(wú)能だ」「樸前大統(tǒng)領(lǐng)はアジアの歴史の中で最悪の大統(tǒng)領(lǐng)だった」「大統(tǒng)領(lǐng)選びを間違えると國(guó)民が苦労するだけでなく、歴史まで変わってしまう」など前政権に対する批判の聲が続々と寄せられている。（翻訳?編集/堂本）