ここ數(shù)年、中國(guó)の映畫(huà)娯楽産業(yè)が急成長(zhǎng)を遂げている。特に一部の作品は好評(píng)で動(dòng)員數(shù)も多いが、キャラクターグッズ市場(chǎng)はまだ十分に構(gòu)築されていない。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

キャラクターグッズとは、キャラクターのコンテンツ収入のほかに、派生して生まれた一連の消費(fèi)財(cái)を指す。最も典型的なケースは映畫(huà)の関連グッズで、衣類、玩具、フィギュア、マンガ、テーマパークなどの周辺商品がある。世界での事例からわかるのは、優(yōu)れたキャラクターグッズの展開(kāi)力は往々にしてコンテンツそのものを上回ることだ。たとえば米國(guó)のウォルト?ディズニー?アニメーション?スタジオのキャラクター「ミッキーマウス」は1928年の誕生から現(xiàn)在までの間に、関連グッズのライセンス収入だけで毎年約25億ドルを稼ぎ出す。

8月11日現(xiàn)在、中國(guó)産アニメ映畫(huà)「哪吒の魔童降臨」は興行収入が累計(jì)34億5000萬(wàn)元（約517億5000萬(wàn)円）に達(dá)し、中國(guó)映畫(huà)興行収入ランキングで5位になった。封切りから13日連続で単日の興行収入でトップに立ち続け、中國(guó)映畫(huà)史上初の「興行収入30億元（約450億円）クラス」入りしたアニメ作品になった。映畫(huà)チケット情報(bào)プラットフォーム「貓眼」のチケット専門サイトによれば、「哪吒」の最終的な興行収入は47億元（約705億円）に達(dá)する見(jiàn)込みという。

興行収入の爆発的な伸びが関連グッズの人気も牽引し、淘寶（タオバオ）のプラットフォームでは公式ライセンス商品の1枚99元（約1500円）するTシャツが、予約開(kāi)始から2日で6000枚の受注があり、名実ともに「爆発的人気商品」になった。

オンラインショッピング案內(nèi)プラットフォームの返利網(wǎng)がこのほど発表したデータでは、中國(guó)産マンガ?アニメの関連グッズがマンガ?アニメグッズの全売り上げに占める割合は、2017年の14．02％から、今年上半期は38．45％に上昇した。數(shù)字を押し上げる中心層は95後（1995年から1999年生まれ）の若い世代だ。返利網(wǎng)のデータによれば、今年1-7月の國(guó)産アニメグッズの売り上げでは、95後が47．34％を占め、他の年齢層の消費(fèi)者を大幅に上回った。

観客やファンからは、作品を高く評(píng)価する聲とは裏腹に、グッズについては恨み節(jié)も聞こえてくる?！改倪袱违榨％濂ⅳ证巳毪椁胜ぁ?、「哪吒と同じ乾坤圏ブレス、敖丙と同じ竜の角のヘアピンがほしい。公式グッズはいつ発売になるの？」、「?jìng)幎韦ⅳ蓼旮撙胜椁胜い恰①|(zhì)も確保してほしい」といった聲が聞こえる。

哪吒は映畫(huà)も関連グッズも売り上げを伸ばしているが、これまでの國(guó)産アニメ映畫(huà)の経験を踏まえると、グッズ収入と興行収入では比較にならないことが多かった。15年に封切りされた「西遊記 ヒーロー?イズ?バック」は好評(píng)で動(dòng)員數(shù)も多く、関連グッズもオンライン発売初日に営業(yè)収入が1000萬(wàn)元（約1億5000萬(wàn)円）に達(dá)したが、最終的には5000萬(wàn)元（約7億5000萬(wàn)円）に屆かず、その一方で興行収入は10億元（約150億円）に迫った。

阿里巴巴（アリババ）影業(yè)集団傘下のグッズプラットフォーム?阿里魚(yú)の王國(guó)毅（ワン?グオイー）副社長(zhǎng)は、「相対的に言えば、アニメやSFなどジャンルの映畫(huà)は実寫映畫(huà)よりも関連グッズを作りやすい。ハリウッド作品と比べて、中國(guó)の映畫(huà)グッズ市場(chǎng)はまだ初期段階にある」と述べた。

國(guó)泰君安証券のまとめた研究報(bào)告によると、ハリウッド映畫(huà)のグッズ開(kāi)発は明らかに段階を踏んでいる。13年のディズニーアニメ「アナと雪の女王」の場(chǎng)合、映畫(huà)の興行収入が第1段階、それからDVDが発売され、オンデマンドで配信される。第3段階はテーマパーク、そして最後は消費(fèi)財(cái)、舞臺(tái)公演、ゲーム開(kāi)発などの形で「稼いで」いく。ヒロインのエルサのフィギュアは米國(guó)市場(chǎng)で2600萬(wàn)ドルを稼いだという。

阿里魚(yú)は以前、「永遠(yuǎn)の桃花～三生三世～」と「旅かえる」などの関連グッズプロジェクトに參加したほか、傘下のクラウドファンディング?プラットフォームで塞凡科幻空間と中影営銷が共同製作したSF映畫(huà)「さまよえる地球」に出てくる惑星エンジンや輸送車のレプリカといった関連グッズを発売した。王氏は、「ハリウッド映畫(huà)は全體的にレベルが高く、一連の著作権を備え、関連グッズ開(kāi)発の計(jì)畫(huà)と管理はより専門的で規(guī)範(fàn)化されており、ライセンス所有者からの信頼も厚く、協(xié)力を展開(kāi)する際には従うべきルールがちゃんとある」と指摘した。

映畫(huà)ファンの多くがネットで哪吒グッズについて語(yǔ)る時(shí)、「応援したいがなかなか手に入らない」と嘆く。「哪吒の周辺グッズを買うのは、新鮮さや楽しさを味わいたいからで、10日も半月も待っている間に、トレンドは終わってしまう」という。

王氏は、「今や、中國(guó)は誰(shuí)かのために代理加工をする世界の工場(chǎng)にはとどまらない。成功した関連グッズは文化娯楽コンテンツとうまく結(jié)びついているもので、『爆発的人気グッズの誕生＝適切なキャラクター＋細(xì)やかなブランド設(shè)計(jì)＋創(chuàng)意工夫を凝らしたデザイン』だ。キャラクターグッズの分野で、工業(yè)製造、ブランド創(chuàng)造、オリジナルデザインなどの各能力を十分に発揮させようと思えば、ライセンス協(xié)力のリスクをできるだけ低下させ、協(xié)力パートナーの積極性と主體性を発揮させることが必要だ」との見(jiàn)方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）