中國(guó)の動(dòng)畫(huà)メディア?梨視頻の中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントは9日、「中國(guó)初の『人工肉』が9月から市場(chǎng)に流通する見(jiàn)込みだ」と伝えた。

梨視頻はまず、「今月8日から、米バーガーキングは人工肉の大手メーカー『Impossible Foods（インポッシブル?フーズ）』と提攜し、人工肉のパテを使った『インポッシブル?ワッパー』の販売を國(guó)內(nèi)の約7000店舗で開(kāi)始した。用いられるパテの価格は通常のものと比べて1ドル（約106円）ほど高いが、成分に関しては脂肪とコレステロールがそれぞれ15％と90％オフになる」と紹介した。

植物性タンパク質(zhì)を材料として作る「人工肉」は、他にも「植物肉」「疑似肉」などと稱(chēng)される。米國(guó)では「Impossible Foods」と並ぶ人工肉大手メーカーの「Beyond Meat（ビヨンド?ミート）」にビル?ゲイツ氏やレオナルド?ディカプリオ氏といった著名人が出資し、今年5月に上場(chǎng)を果たすなど、新たなビジネスチャンスとして注目を集めている。

梨視頻は続いて、「このたび、中國(guó)でも人工肉が登場(chǎng)しようとしている。人工肉メーカーのStarfield（スターフィールド）は9月にも商品を棚に並べる方針だ」と説明。人工肉を研究開(kāi)発する北京工商大學(xué)の教授は、「人工肉が本物の肉の代替品となるには食感と風(fēng)味の2點(diǎn)がネックとなっているが、われわれは主に風(fēng)味の方面から研究を進(jìn)めていく」「味の調(diào)整に関しては3～6カ月ですぐに外國(guó)のレベルに追いつく。米國(guó)と肩を並べるのもそう遠(yuǎn)くない」などとしている。

一方、中國(guó)の人工肉技術(shù)には改善の余地もあるという。同教授は、「現(xiàn)段階では食感や風(fēng)味、素材のどれに関しても中國(guó)の人工肉が米國(guó)のものに引けをとっている。米國(guó)の人工肉産業(yè)の歴史はもう10年程度になるが、中國(guó)の人工肉技術(shù)はまだスタート地點(diǎn)に立って間もない」とコメント。Starfieldの創(chuàng)業(yè)者も、「加工設(shè)備に遅れがある。中國(guó)の機(jī)械ではまだ繊維狀のタンパク質(zhì)しか作り出せないが、米國(guó)の2社の機(jī)械では粒狀のものを作ることができる。後者のほうがより本物の肉に似ている」と分析している。

この投稿を受けて、中國(guó)のネットユーザーは「今後が期待できる」「將來(lái)は誰(shuí)もが『ベジタリアン』になるのか」「しばらくは『金持ちが人工肉を食べ、貧乏が本物の肉を食べる』という狀況だろうが、技術(shù)が進(jìn)歩して人工肉が普及すれば、値段も下がり、真逆の展開(kāi)になるだろう」などとコメントした。

また、一部のユーザーは「本物の肉よりも値段が高いのに、食べる意味がある？」「生命がこもっていない肉なんて食べてどうするんだ」「何か恐ろしいものの開(kāi)発に繋がりそう」「時(shí)間がたてば劣悪な業(yè)者が問(wèn)題を起こしそう」などとネガティブな反応を見(jiàn)せた。その一方で、「健康に良い。肥満の人も減りそう」「肉を介した疫病も防げるし、安全だ」「今の地球の人口は増えすぎている。人工肉は生態(tài)系の保護(hù)に役立つ」「肉を作るために多くの資源が使われている。人工肉はエコに繋がる」「多少値段が高くてもこの動(dòng)きを支持したい」などとポジティブな意見(jiàn)を挙げるユーザーも數(shù)多く見(jiàn)られた。

このほか、「おいしければ何でもいい」「中國(guó)はそれよりまず、普通の食品の衛(wèi)生問(wèn)題の解決に取り組むべき」などといった聲も寄せられている。（翻訳?編集/巖谷）