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2007年4月17日、湖北省武漢市で開催された第3回世界植物園大會において、丁建清博士は外來植物のホテイアオイの危険性とその対策について発表した。水質(zhì)悪化が進む長江を救う切り札として期待されている。
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2007年4月17日、湖北省武漢市で開催された第3回世界植物園大會において、中國科學(xué)院武漢植物園の丁建清(ティン?ジエンチン)博士は外來植物のホテイアオイの危険性とその対策について発表した。
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ホテイアオイは南米原産の水草。繁殖の速度が速く、大発生すると水面を覆い盡くしてしまう。結(jié)果、水中の酸素がなくなり、日の光も屆かなくなり、水質(zhì)は悪化する。生い茂ったホテイアオイは船に絡(luò)みつき、航行にも支障をきたすようになるという。世界各國で対策に苦慮している。
丁博士は1994年からホテイアオイ駆除の研究を続けてきた?,F(xiàn)在最も有効と思われる手段は、天敵であるホテイアオイゾウムシを放つことだ。もっともホテイアオイゾウムシ自體が外來生物として現(xiàn)地の環(huán)境に悪影響を及ぼす可能性も否定できない。そこで丁博士は武漢市付近の環(huán)境にホテイアオイゾウムシが及ぼす影響について研究を続けてきた。その結(jié)果、ホテイアオイゾウムシは武漢市の農(nóng)作物は食べず、ホテイアオイのみを食べると確認されたという。
現(xiàn)在、長江の水質(zhì)悪化?富栄養(yǎng)化が指摘されており、ホテイアオイはいつ大発生してもおかしくない狀態(tài)だ。三峽ダムのダム湖でもすでにホテイアオイが発生したとの情報もあり、丁博士の研究は環(huán)境保護の切り札として期待が集まっている。(翻訳/編集?KT)
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