2019年8月15日、中國(guó)中央テレビ（CCTV）は日韓関係の悪化の影響が來(lái)年の東京五輪にも波及し始めていると報(bào)じた。

記事はまず、「日韓貿(mào)易摩擦がエスカレートし、韓國(guó)世論からは東京五輪のボイコットを呼びかける聲が出始めているなか、韓國(guó)政府は五輪には參加する意向を示した」と伝えた。

一方で、韓國(guó)メディアの報(bào)道として、韓國(guó)が福島県の食品の安全性に懸念を示し、自國(guó)選手のために食材を持ち込む姿勢(shì)を見(jiàn)せていると紹介。東京五輪では野球とソフトボールの試合が、原発事故の現(xiàn)場(chǎng)からわずか20キロの場(chǎng)所にある福島県営あづま球場(chǎng)で開(kāi)かれる予定だとした。

また、同球場(chǎng)は「Jビレッジ」と稱されており、2011年の東日本大震災(zāi)に伴う原発事故発生當(dāng)時(shí)、事故の対策拠點(diǎn)や備蓄倉(cāng)庫(kù)として利用されたことを説明。東京五輪?パラリンピック組織委員會(huì)は、福島が復(fù)興したとのメッセージを発信すべく、この場(chǎng)所を聖火リレーの出発地點(diǎn)にする予定であるとも伝えている。

そして、これに対して韓國(guó)側(cè)が「福島第1原発に近い競(jìng)技場(chǎng)を使用すれば、選手と観客が放射能の危険に曬される」と非難しており、韓國(guó)の環(huán)境団體が「日本政府は放射能汚染水を有効に管理しておらず、五輪を政治の手段に用いている」と批判していることに言及した。

このほか、記事は、先日同組織委員會(huì)が発表した聖火リレーの経路図に竹島が記載されていたことで、韓國(guó)と北朝鮮が強(qiáng)い不満を示したことも併せて伝えている。（翻訳?編集/川尻）