2019年8月14日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は、「日韓紛爭(zhēng)の影響は経済の範(fàn)囲を超えた」と題する國際問題専門家、李敦球（リー?ドゥンチウ）氏の文章を掲載した。

文章はまず、日本を「ホワイト國（輸出管理の優(yōu)遇対象國）」から除外するとした韓國政府の決定は、先に同様の措置を決めた日本への対応措置とみなされていると指摘?！脯F(xiàn)在の日韓の矛盾は1965年の國交正?；越?、最も深刻な危機(jī)」とし、「日本が仕掛けた対韓貿(mào)易戦爭(zhēng)の真意は貿(mào)易にあらず。日韓の間にある政治、歴史、戦略上などの問題が原因だ」「摩擦がエスカレートし続ければ、日韓の衝突は必然的に経済の範(fàn)ちゅうを超える。直接あるいは間接的に地域の地政學(xué)的情勢(shì)にも影響を及ぼす」と主張した。

続けて、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が8日の會(huì)議で、「日本は自由貿(mào)易秩序の中で最も多くの利益を受けた國だ。自國が必要とする時(shí)には自由貿(mào)易主義を積極的に提唱した。日本の対韓貿(mào)易規(guī)制は矛盾したやり方だ」などと表明したと説明。康京和（カンギョンフ?。┩庀啶?日、タイ?バンコクで開かれた東南アジア5カ國の外相らとの會(huì)談で「日本による輸出規(guī)制は地域の繁栄に深刻な脅威となる可能性がある」と述べたことにも觸れ、「日韓貿(mào)易戦爭(zhēng)勃発後、北朝鮮は明確に韓國を支持した」と指摘した。

文章は、日本を非難する北朝鮮メディアの記事內(nèi)容を紹介した上で、「対日問題においては経済、政治にかかわらず北朝鮮は韓國を支持」「日韓貿(mào)易戦爭(zhēng)という背景の下、北朝鮮の地経學(xué)、地政學(xué)的地位が再びはっきりと浮かび上がった」と述べ、文大統(tǒng)領(lǐng)が5日、「南北の経済協(xié)力で平和経済を?qū)g現(xiàn)すれば、日本に一気に追い付くことができる」と発言したことを説明。さらに「日韓貿(mào)易戦爭(zhēng)が引き起こした矛盾は軍事、安全保障分野に向かって拡散しつつある」とし、「日韓軍事情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定（GSOMIA）」は「風(fēng)前のともしび」との見方を示した。

文章は「日韓貿(mào)易戦爭(zhēng)において受け身の韓國は日本が早期に貿(mào)易戦爭(zhēng)をやめるよう呼び掛けている。特に期待しているのは、米國が表に出て來てこの問題を解決することだ」と指摘し、2日にバンコクで行われた日米韓の外相會(huì)談について言及。「會(huì)談後に取材を受けた康外相は米國に調(diào)整する力がないことに失望感を示した。このことは3カ國の協(xié)力メカニズムが弱まったことを意味する。こうした?jī)A向は今後、広がりを見せ続けるだろう」と主張した。（翻訳?編集/野谷）