貴州省貴陽(yáng)市內(nèi)にある貴陽(yáng)南明老乾媽風(fēng)味食品有限責(zé)任公司の倉(cāng)庫(kù)で18日、火災(zāi)が発生した。同社は6日にも工場(chǎng)で出火し、加熱器を連続爆発させる事故を出していた。同社の製造するトウガラシ風(fēng)味のテーブル調(diào)味料の「老乾媽」は中國(guó)で全國(guó)的な人気商品。日本にも熱烈なファンがり、「ラオガンマ」と呼ばれている。

貴州省消防當(dāng)局がSNSを通じて18日付で発表した?；馂?zāi)発生は午後1時(shí)ごろで、消防が午後1時(shí)39分までに消し止めた。死傷者は出なかった。中國(guó)メディアの澎湃などによると、高溫のため倉(cāng)庫(kù)屋根に使っていた可燃性の素材が自然発火したと見(jiàn)られているという。

中國(guó)メディアの捜狐によると、同社は6日午前10時(shí)ごろにも、一部製品を製造する工場(chǎng)作業(yè)場(chǎng)で火災(zāi)を発生させていた。トウガラシの廃棄物が燃え出し、引火した加熱裝置が連続爆発したという。

同火災(zāi)については、製品の匂いのする煙が出たとして「風(fēng)下にいれば、においだけでメシが2杯は食べられただろう」などの聲も出たと言う。

同社の創(chuàng)業(yè)者であり現(xiàn)在も責(zé)任者を務(wù)める陶華碧氏は、同省出身の女性。生家が貧困で小學(xué)校にも通えなかった。地元を訪れた地質(zhì)調(diào)査隊(duì)の隊(duì)員と結(jié)婚したが、夫は若くして病死。生活のために小さな飲食店の経営を始めたところ、手作りのトウガラシ味噌の人気に気づき、周?chē)欷藙幛幛椁欷破饦I(yè)した。

貴陽(yáng)南明老乾媽風(fēng)味食品の売上高はこのところ、年間200億元（約3020億円）を突破しているとされる。陶氏は読み書(shū)きができないため、契約書(shū)を作成する必要上、自分の姓名の書(shū)き方だけは覚えたなどされる?！弗隶悭ぅ?ドリーム」を?qū)g現(xiàn)した経営者としても有名な存在だ。（翻訳?編集/如月隼人）