2019年8月19日、韓國メディア?韓國経済は「第4次産業(yè)革命の日韓戦は數(shù)學(xué)にかかっている」と題する記事を掲載した。

記事によると、今年3月に日本の経済産業(yè)省と文部科學(xué)省が共同発表した報告書「數(shù)理資本主義の時代～數(shù)學(xué)パワーが世界を変える」は、「人工知能（AI）、ビックデータなど第4次産業(yè)革命の勝者になるために必要なものは一にも二にも數(shù)學(xué)だ」と強調(diào)し、數(shù)學(xué)競爭力を高めるための10大政策目標(biāo)を提示する內(nèi)容だった。先月4日に韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)と會談したソフトバンクの孫正義會長兼社長も「韓國が今後集中すべきものは一にも二にもAIだ」とその重要性を主張していた。また、報告書は「2016年基準(zhǔn)で米國の數(shù)學(xué)博士の30％以上が産業(yè)界で活躍しているのに対し、日本は12％にとどまっている」とし、「日本も數(shù)學(xué)専攻者の待遇を改善して割合を増やすべき」と指摘したという。

その上で記事は「日本政府が現(xiàn)実を厳しく認識しているのに対し、韓國は政府レベルの數(shù)學(xué)戦略はおろか関連統(tǒng)計すらないのが実情だ」と指摘し、「教育政策、予算投入、産業(yè)活用の全ての分野で數(shù)學(xué)が冷遇されている」と指摘している。文大統(tǒng)領(lǐng)は今月2日に「二度と日本に負けない」と宣言したが、大韓數(shù)學(xué)會會長は「第4次産業(yè)革命時代の克日は數(shù)學(xué)の競爭力を育てるところから始まる」とし、「政府が今のように手をこまねていていたら世界経済の大きな流れから淘汰されてしまう」と懸念を示したという。

韓國の科學(xué)技術(shù)情報通信部傘下の応用數(shù)學(xué)専門研究機関である國家數(shù)理科學(xué)研究所に今年割り當(dāng)てられた予算は90億ウォン（約7億9000萬円）で5年前より30％減少した。また2017年基準(zhǔn)の政府の研究開発（R＆D）予算18兆830億ウォンのうち數(shù)學(xué)分野の執(zhí)行額は810億ウォン（0．44％）に過ぎず、科學(xué)技術(shù)の標(biāo)準(zhǔn)分類18項目（機械、情報通信、保健醫(yī)療、電気電子など）中最も少なかった。さらに韓國の數(shù)學(xué)博士の産業(yè)進出率はわずか1～2％にとどまっているという。

このニュースに、韓國のネットユーザーからは「この國が基礎(chǔ)科學(xué)を冷遇するのは今に始まったことではない」「暗記勉強をしてみんなが公務(wù)員試験に命を懸ける國なのに日本に勝てるわけない」「大食いユーチューバーの10分の1も稼げないのに、難しい數(shù)學(xué)物理の道を選択する人がいるだろうか？」「今も基礎(chǔ)科學(xué)に投資すれば市民団體が反対する。福祉に使うべきだと。だから韓國はこのゲームに勝てるわけない」「韓國が日本のライバルだなんておこがましい。日本は基礎(chǔ)科學(xué)への支援を惜しまない國の一つ。一方、韓國で基礎(chǔ)科學(xué)を?qū)煿イ筏郡椤猴|え死にしなければいい方』と言われる」など韓國の現(xiàn)狀を嘆く聲が上がっている。

その他にも「教育から変えるべき。韓國が先を行くには、高校から數(shù)學(xué)をしっかり固める必要がある」「理系の技術(shù)者を優(yōu)遇する國に変わるべきだ」などと改革を求める聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）