ロシア?原子力國際會議、日本政府「原発再稼働」の見通しを表明―中國メディア

Record China    2013年7月1日(月) 18時10分

拡大

6月30日、人民網(wǎng)によると、第3回「21世紀(jì)の原子力エネルギー國際閣僚會議」が27日から29日にかけてロシアのサンクトペテルブルクで開かれた。寫真は福建省寧徳市にある原子力発電所。

(1 / 2 枚)

2013年6月30日、人民網(wǎng)によると、第3回「21世紀(jì)の原子力エネルギー國際閣僚會議」が27日から29日にかけてロシアのサンクトペテルブルクで開かれた。國際原子力機関(IAEA)の天野之彌事務(wù)局長、ロシアのロゴジン副首相、および世界80余りの國と地域の高官や専門家、約600人が出席した。

その他の寫真

2011年の福島第1原発事故後初の開催であり、會議後の世界の原子力の発展が極めて注目される。天野事務(wù)局長は開幕式の式辭で原子力発電の將來性に対して楽観的姿勢と自信を維持するよう各國に呼びかけるとともに、原発は「長年の検証に耐えた」発電方法であり、現(xiàn)在も安全性が強化されているとして、各國は「自信に満ちて」原子力の未來に向き合うべきだとした。

福島第1原発事故は原発の安全性に対する強い懸念を世界に引き起こした。ドイツ、フランス、イタリアなどで反原発デモが起き、ドイツなど複數(shù)の國々が原発の段階的削減を打ち出した。その一方、新興市場國と発展途上國では原子力産業(yè)がまさに勢いづいている。ロシアを例にとると、現(xiàn)在稼働中の原発は10カ所、計33基あり、うち17基が加圧水型原子爐。総発電量の約17%を原発が占め、世界第4位の原子力大國だ。

実は日本も福島第1原発事故後も原子力を放棄していない。菅原一秀経済産業(yè)副大臣は會議で、原発再稼働に関する決議が今年9月に採択されると表明した。福島第1原発事故の前まで、原子力は日本の総発電量の30%を占めていたが、現(xiàn)在稼働しているのは全國50基中2基のみだ。これを補うための石油?天然ガスの大量輸入によって、東京電力の2013年度の純損失は1600億円に達(dá)する見通しだ。

現(xiàn)在、世界では原発434基が稼働中、69基が建設(shè)中で、世界の総発電量の13.5%を占める。天野事務(wù)局長は世界の原発は今後20年で少なくとも80から90基増えるとの楽観的な見方を示した。

今回の會議は、多くの國々にとって原子力が依然としてエネルギー安全保障強化の重要な選択肢であることを物語っている。ロシア科學(xué)アカデミー原子力安全発展問題研究所の副主任は原子力の利點として(1)溫室効果ガスの排出削減、環(huán)境保護(hù)(2)エネルギー構(gòu)成の多元化の促進(jìn)(3)関連科學(xué)技術(shù)?輸出の発展の促進(jìn)―を挙げた。これはロシアが豊富な石油?天然ガスを持ちながらも原子力の発展に力を入れている理由だ。また、エネルギー資源が豊富でない國は、原子力の発展によってエネルギーの対外依存度を下げることができる。

原子力の安全性に関しては、各國の科學(xué)者も努力を続けている。同氏は「第3世代原子爐の建設(shè)技術(shù)はすでに成熟しており、福島第1原発事故の第2世代原子爐よりも安全性が高い?,F(xiàn)在、世界各地で建設(shè)中の原子爐はほぼ第3世代で、第4世代も世界各地で研究開発が進(jìn)められている。成功すれば、原発の安全性はさらに良く確保される」と指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ NA?編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜