獨(dú)誌デア?シュピーゲルに14日、中國(guó)の高速鉄道に乗車した記者によるレポートが掲載された。16日付で中國(guó)メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

記者はまず、「12月のある日、上海駅から出発するG12列車は午前11時(shí)59分にドアが閉まり、正午に定刻通り北京に向かい始めた。列車はたった4時(shí)間半の間に1318キロの道のりを行く。これはバルト海から地中海までの距離に相當(dāng)する。その間、車內(nèi)のWi-Fiは一度も途切れることはなかった」と指摘した。

さらに、車內(nèi)の様子に言及。「シートは座り心地が良く、広々としていて腳も伸ばせる。サービスもまるで飛行機(jī)のフライトさながらで、乗務(wù)員は乗客に素早く飲み物やクッキー、スナックを提供してくれた。午後0時(shí)22分の時(shí)點(diǎn)で、ディスプレイに表示される最高速度は時(shí)速339キロに達(dá)していた」と説明した。

続いて、中國(guó)の鉄道事情について紹介?！噶熊嚖温盲?、すでに中國(guó)で飛行機(jī)に代わる交通手段となっている。とりわけ人口が集中している東部地域では、列車に乗れば今やほとんど全ての都市に行くことができる。中國(guó)の高速鉄道網(wǎng)の営業(yè)距離は3萬キロに達(dá)しており、世界の総距離の3分の2以上を占める。昨年のある研究によると、中國(guó)の列車の乗客の中で高速鉄道に乗ったことがある人の數(shù)は2005年の時(shí)點(diǎn)では100人中1人に過ぎなかったが、15年には50人に達(dá)した」とした。

さらに、「鉄道は最もエネルギーを使用しない交通手段の一つだ。中國(guó)では鉄道が気候変動(dòng)対策にますます貢獻(xiàn)していて、他の國(guó)々の見本にもなっている。こうした大型プロジェクトの背景には中國(guó)の政治的意図もある。優(yōu)れた交通網(wǎng)は市場(chǎng)開拓に有利なだけでなく、國(guó)家の統(tǒng)一も保証するからだ。世界銀行はある研究の中で、中國(guó)において鉄道技術(shù)メーカーと大學(xué)、研究機(jī)関の間に良好な協(xié)力関係が築かれていることを稱賛した。それは鉄道の標(biāo)準(zhǔn)化をより容易にしているのだ」と指摘した。

このほか、「中國(guó)の鉄道に対する情熱は経済的論理に従っている。高速鉄道の1キロメートル當(dāng)たりのコストは1700～2100萬ドル（約18億5900～22億9700萬円）とされているが、これは他國(guó)と比べて3分の1ほど少ない。資金調(diào)達(dá)についても、中國(guó)には他の國(guó)々がまねできないような有利さがある。それ以上に、中國(guó)では高速鉄道への巨額の投資を乗客から回収しようとしていない。上海から北京までの運(yùn)賃は、2等席で71ユーロ（約8600円）ほどだ」と指摘した。

最後に、記者は「G12列車が北京南駅に到著した時(shí)刻は午後4時(shí)36分だった。これは時(shí)刻表に記された定刻よりも2分早かった」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/巖谷）