Record China 2013年7月2日(火) 19時50分
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1日、中國新聞社によると、世界銀行の元チーフエコノミスト兼副総裁の林毅夫氏は先月29日、アフリカ諸國をはじめとする世界中の発展途上國に工業(yè)化が進む可能性を示した。寫真は成都市の靴工場。
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2013年7月1日、中國新聞社によると、世界銀行の元チーフエコノミスト兼副総裁の林毅夫(リン?イーフー)氏は先月29日、北京で行われた中國國際経済交流センター主催の第3回グローバルシンクタンクサミットに參加した際、2020年には中國人の1人あたり平均所得が1萬2000ドル(約120萬円)に達し、高所得國の仲間入りをする可能性があり、そうなればアフリカ諸國をはじめとする世界中の発展途上國に工業(yè)化が進む「黃金のチャンス」をもたらすことになると述べた。
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中國政府がさきに打ち出した個人所得倍増の目標では、2020年の都市部?農(nóng)村部の1人あたり平均所得が2010年の2倍と設定された。林氏の予測によると、20年には平均所得は8800ドル(約88萬円)に達する。さらに、1萬2000ドル(約120萬円)に到達し、高所得國の仲間入りを果たす可能性もあるという。
林氏は具體的に製造業(yè)に言及した。林氏によると、2020年には中國の労働集約型産業(yè)の非熟練工の平均月収は1000ドル(約10萬円)に達するとみられ、これは中國の労働集約型工業(yè)が高付加価値工業(yè)に成長することを意味すると同時に、他の発展途上國に労働集約型産業(yè)の「黃金のチャンス」をもたらすことも意味するという。
林氏は例証としてアジア経済の発展の歴史を挙げた。1960年代に日本の1人あたり平均所得の増加が「アジア四小竜」といわれたシンガポール、韓國、香港、臺灣の工業(yè)化にチャンスをもたらした。80年代に、四小竜の経済発展と所得増加が、中國本土における労働集約型製造業(yè)の時代に入ることを後押しした。
林氏の説明によると、今度は中國の番だ。中國の製造業(yè)には現(xiàn)在、8500萬人の従業(yè)員がおり、これほどの規(guī)模の雇用機會が他國に移転すれば、多くの発展途上國が工業(yè)化の黃金時代を迎えるようになるという。
林氏は「これは単なる理想ではなく、確実に起こりうることだ」という。林氏はエチオピアを例に取って次のように説明した。エチオピアは2011年8月に中國の靴メーカーを招いて自國への産業(yè)移転を進めると同時に、中國に労働者を派遣して研修を受けた。2012年1月には靴製造ラインが完成し、従業(yè)員600人を雇い入れた。生産ラインが運転してから12カ月が経過すると、同國の輸出量は2倍に増加し、靴産業(yè)の従業(yè)員數(shù)は2300人に到達。今年はさらに増加してすでに4000人を超えている。
林氏は次のように語った?!付啶稳摔?、アフリカ諸國が世界の製造業(yè)の中心になって國際市場に輸出するようになるのは無理だと考えているが、アフリカ諸國も他の発展途上國も中國がもたらすチャンスをつかまえて工業(yè)化を実現(xiàn)することが可能だ。中國も他の発展途上國が工業(yè)化をスタートするように支援することもできる」。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ KS?編集/武藤)
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