2019年8月22日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、臺(tái)灣が米國(guó)からF-16V戦闘機(jī)を購(gòu)入することについて、中國(guó)の軍事専門家が「F-16Vが本當(dāng)にすごいなら、F-35など必要ない」との見解を示したと報(bào)じた。

記事は、臺(tái)灣?自由時(shí)報(bào)の21日付報(bào)道を紹介。米國(guó)がF(xiàn)-16V戦闘機(jī)の臺(tái)灣への売卻を認(rèn)可し、新しいF-16V戦闘機(jī)が早ければ2024年には臺(tái)灣に導(dǎo)入され、2027年には66機(jī)すべてが納品される予定であるとした。

そして、臺(tái)灣軍関係者が「この20年近くで最大規(guī)模の軍備拡張計(jì)畫」だと語っているほか、同機(jī)が臺(tái)東の空軍志航空基地に優(yōu)先的に配備され「解放軍が臺(tái)灣東部で行う訓(xùn)練や遠(yuǎn)距離襲撃に対抗する」という外部の予測(cè)を紹介している。

中國(guó)の空軍専門家?傅前哨（フー?チエンシアオ）氏はF-16Vについて「最大の改良點(diǎn)は機(jī)載レーダーからフェーズドアレイレーダーへとアップグレードしたこととコンフォーマル燃料タンクを追加して航続距離が伸びたこと。総じて、第3世代戦闘機(jī)の技術(shù)を利用して『第4世代半』レベルに上がったといったところ」と解説。臺(tái)灣側(cè)が中國(guó)のJ-20戦闘機(jī)に対抗できるとしていることについては「もし本當(dāng)に対抗できるなら、米國(guó)はどうして高価なF-35ステルス戦闘機(jī)を買う必要があるのか」と懐疑的な見方を示した。

記事はまた、F-16Vが臺(tái)灣海峽の戦力バランスを変えるには至らないという香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの報(bào)道を伝えるとともに、傅氏が「未來の戦爭(zhēng)は體系による対抗が必要。1つの裝備の性能が上がっただけで、全體的な作戦能力が高まることはあり得ない」と評(píng)したことを伝えている。

傅氏はさらに、赤外線追跡システムとステルス性能塗料などを新たに備えたF-16Vは性能以上に単価が上昇しており、コストパフォーマンスは悪化していると述べた。（翻訳?編集/川尻）