2019年8月23日、韓國(guó)?マネートゥデイは、韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が安倍晉三首相に、日韓軍事情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定（GSOMIA）の破棄という「直球カードを叩きつけた」とし、それを可能にした「5つの理由」を分析した。

記事によると、韓國(guó)では當(dāng)初「GSOMIAは延長(zhǎng)される」との見方が強(qiáng)かったため、今回の決定は「非常に強(qiáng)気な一手」と評(píng)価されている。文大統(tǒng)領(lǐng)がこの一手を選択できた理由について、記事は第一に「日本が自ら招いたこと」である點(diǎn)を挙げている。日本は韓國(guó)に対し7月に半導(dǎo)體素材3種の輸出規(guī)制強(qiáng)化、8月にホワイト國(guó)（現(xiàn)グループA）除外の措置を取り、その理由として「安全保障上の問(wèn)題」を挙げた。記事は「日韓間の安保友好協(xié)力という前提を日本が先に壊した」とし、「そのため文大統(tǒng)領(lǐng)と政府は、日本とは安保上の敏感な軍事情報(bào)交流ができないとの判斷を下した」と説明している。

第二の理由は「日本が韓國(guó)の外交的努力に応じなかった」點(diǎn)。韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府は日本がG20サミットをきっかけにした日韓首脳會(huì)談（6月）、韓國(guó)特使派遣を通じた対話の場(chǎng)作り（7月）、米國(guó)の「スタンドスティル」の提案を全て拒否したことを強(qiáng)調(diào)しているという。さらに記事は「“対話”を掲げた文大統(tǒng)領(lǐng)の光復(fù)節(jié)（8月15日、日本からの解放記念日）演説に日本が何の反応も示さなかったことが決定打になった」と指摘。大統(tǒng)領(lǐng)府関係者は「韓國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)が非常に意味のあるシグナルを送ったが、日本から反応がなかった」と話している。その後、21日に中國(guó)の北京で行われた日韓外相會(huì)談も「収穫なし」で終了したため、韓國(guó)政府は「迷わずGSOMIA破棄を選択した」という。

第三の理由は「日本との協(xié)議のきっかけになることが期待できる」點(diǎn)だ。韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府はGSOMIA破棄を再検討する條件として「不當(dāng)な経済報(bào)復(fù)措置の撤回」と「友好的な協(xié)力関係の回復(fù)」を掲げている。記事は「GSOMIAは日本からの要請(qǐng)により締結(jié)されたもので、実際に日本はGSOMIA破棄に困惑した様子を見せている」とし、「2016年11月に締結(jié)された後、日韓が情報(bào)交流した回?cái)?shù)は全29回だが、最近の北朝鮮のミサイル発射に関しては主に日本から情報(bào)交流の要請(qǐng)があった」と説明している。

第四の理由は「米國(guó)との関係に影響がない」點(diǎn)。大統(tǒng)領(lǐng)府関係者は「GSOMIAに関しては米國(guó)とほぼリアルタイムで話し合ってきた」とし、「米國(guó)は今回の韓國(guó)政府の決定に理解を示している」と話したという。

第五の理由は「もともとGSOMIAが拙速な協(xié)定だった」點(diǎn)。文大統(tǒng)領(lǐng)は就任前、GSOMIAについて「樸槿恵（パク?クネ）政府が拙速に推し進(jìn)めたもの。日本が軍事大國(guó)化の道を進(jìn)み、獨(dú)島（竹島の韓國(guó)名）の領(lǐng)有権を主張している中で締結(jié)するのは適切でない」と主張していたという。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「日本が先に安保問(wèn)題を理由に韓國(guó)経済を攻撃してきた。だから韓國(guó)もできる限りのことをした。何の問(wèn)題もない」「よくやった。韓國(guó)の外交努力を無(wú)視した日本が悪い」「政府の堂々とした対応を誇りに思う。國(guó)民のプライドを守ってくれてありがとう」などと評(píng)価する聲が上がっている。

一方で「北朝鮮からの指示でしょ？」「直球を投げたのではなく、自滅したんだよ」「その球は実は日本じゃなくて韓國(guó)國(guó)民に向けて投げたもの」「文大統(tǒng)領(lǐng)は軽率だし発言と行動(dòng)が一致していない。長(zhǎng)期的に見ると日本と感情的に爭(zhēng)うのは韓國(guó)にとって何の役にも立たない。『國(guó)益のために破棄する』と言うが証拠がない。ただ國(guó)民を扇動(dòng)するためだ」など否定的な意見も。

その他「破棄に賛成。でも米國(guó)は失望と遺憾を示している。米韓関係が本當(dāng)に大丈夫なのか心配」「米國(guó)の忠告を無(wú)視したから米國(guó)からの報(bào)復(fù)が恐ろしい」「破棄するのはいいけど、報(bào)復(fù)への対策は用意してあるのか？」などと懸念する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）