中國(guó)メディアの第一財(cái)経は22日、日韓関係の対立が深まる中で、日本旅行を見直す韓國(guó)人が増えていると伝えた。

記事によると、中秋節(jié)に一家4人で日本を訪れる予定だったソウル江南區(qū)の金盛浩（キム?ソンホ）さんは、數(shù)日前に日韓関係悪化を理由に行き先を國(guó)內(nèi)の済州島に変更した。毎年この時(shí)期には日本を旅行していたという金さんは、初めは「過去の日本製品ボイコットも大したことなかったから」と楽観的だった。キャンセルには手?jǐn)?shù)料がかかることも行き先変更を迷わせた。しかし、予想を超える事態(tài)の発展に、周囲からの聲や、自身の日本に対する負(fù)の感情が重なり、旅行の計(jì)畫を考え直したという。

金さんのような韓國(guó)人は珍しくないようだ。記事によると、旅行大手のハナツアーのデータでは、8～9月の日本旅行の予約総數(shù)は前年同期比で8割近く落ち込んだ。韓國(guó)の航空各社も日本便を続々と減便し、中國(guó)やロシア、東南アジアへの便を増便している。これまでの報(bào)道では、韓國(guó)旅行大手6社の7月1～9日までの日本旅行の予約の平均キャンセル率は63％に上ったとも伝えられていた。

記事は、日本を訪れる外國(guó)人観光客の中で韓國(guó)人観光客が2番目に多いことに觸れ、「北海道などの一部の町では、韓國(guó)人観光客の減少による地元経済への影響が出始めている」と伝えた。（翻訳?編集/北田）