元パラリンピックメダリスト、路上で物乞い―北京市

2007年4月18日、北京市の地下鉄西直門駅近くで、両手の先がない若者が殘っている両腕で苦労してチョークを挾み、地面に文字を書いていた。普通の物乞いと違うのが、彼は貴州省出身の元パラリンピック選手で、大會で優(yōu)勝したこともある、という點だ。

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路上に障害者証を並べ、社會に対する感謝の言葉やオリンピックへの支持を訴える內(nèi)容を書きつづる姿に同情し、寄付する市民も多く見受けられた。ほどなく警察官數(shù)人がやってきて事情を聞いた後、救助センターへ連れて行ったようだった。

先日も生活のために獲得したメダルを売りに出したマラソン選手が話題になったが、彼女の場合はブログという自己アピールの場を持ち、お金に変えられるメダルがあるだけマシとも言える。近年、世界のスポーツ大會で數(shù)多くのメダルを獲得する中國は、その勢いの陰で將來を約束されないまま引退し、悲慘な末路をたどるスポーツ選手がどれほどいることだろう。（翻訳編集?WF）